【目黒区】お正月はホテル雅叙園東京で!春の文化財展示「時を旅する百段階段」が2022年1月1日スタート
目黒区の歴史とも深いかかわりがある日本美のミュージアムホテル「ホテル雅叙園東京」で、お正月恒例・春の文化財展示「時を旅する百段階段」が2021年1月1日(土・祝)からスタートします。
百段階段はホテル雅叙園東京の館内にある東京都指定有形文化財です。
旧目黒雅叙園の3号館として建築され、ホテル内に現存する唯一の木造建築。旧目黒雅叙園が建てられた1928年(昭和3年)、百段階段が造られた1935年(昭和10年)当時の面影を色濃く残す歴史の生き証人となっています。
お正月から春にかけて“華やぎ”が楽しめる「時を旅する百段階段」
普段は非公開の「百段階段」。その中を見ることができるのはイベント開催中だけです。それゆえ、展示会がスタートするのを心待ちにされている方も多いのでは?
春の文化財展示「時を旅する百段階段」は2022年1月1日(土・祝)からスタートし、13日(木)までは“初春の見学会”を開催。一富士二鷹三茄子や、末広がりの扇画など、数多くの縁起ものをモチーフとしたお部屋で、新春らしい記念撮影が楽しめます。
また、1月15日(土)~3月27日(日)までは“ちいさな世界”を開催。
ペーパーアートやミニチュアハウス、立体間取りなどさまざまな技法で表現されたミニチュア作品が展示されます。また、ちいさなものを愛でる“ひゐな遊び”から由来する、お雛さまとつるし飾りなど華やかな装飾も。
初春ならではの心躍る華やかなおもてなしが感じられる展示となっています。
3月28日(月)から4月10日(日)までは“春の見学会”。
目黒といえばやっぱり桜です!春にちなんだ華やかなモチーフの色打掛をフォトスポットとして設置。目黒川のお花見のコースのひとつとして、川沿いを散策した後は文化財に描かれた桜を楽しんでみてはいかがでしょうか。
当時の宴の様子を体感できる展示と「百段茶寮」がオープン
百段階段はかつて料亭として華やかな宴が行われてきた場所。当時の雰囲気を楽しめるよう、宴会の様子を再現した展示も行われます。
また、お茶とお菓子を提供する“百段茶寮(有料)”も実施。
当時は畳の上に座って、宴会が行われていました。今よりも低い目線で天井画や室内の装飾、美術品、外の眺めが楽しめるように計算して設計されています。
百段階段を訪れた際は畳の上に座って、鑑賞するのがおすすめですよ。
「ホテル雅叙園東京」ではお正月の特別イベントも!
ホテル雅叙園東京ではお正月の特別企画として、1月1日・2日の2日間、バンケットで旅をテーマとしたイベントを開催します。日本のお正月ならではのおめでたい食材や味わいを表現した新春ブッフェ、伝統文化に触れるワークショップが楽しめます。
また、館内レストランでは「着物ランチ~アートと文化財見学~」を開催。「時を旅する百段階段」企画展の入場券がセットになったユニークなイベントです。
着物は20時までレンタル可能なので、そのまま近隣寺院の七福神めぐりや、美術館などへお出かけ可能。今年のお正月は着物で目黒旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
【期間】2022年1月1日(土・祝)~4月10日(日)、12時30分~18時(最終入館17時30分)
※1月1日(土・祝)~ 3日(月)は11時30分より開館、3月27 日(日)は17時閉館(最終入館16時30分)、1月14日(金)は休館
【会場】ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
入場チケット購入はこちら≫