【目黒区】職人が工房で一つ一つ丁寧に焼き上げる「黒船 自由が丘本店」のカステラをお年始に
自由が丘といえば「黒船」。定番商品の黒船カステラは、シンプルながらも素材のおいしさを存分に引き出したしっとりおいしい一品としてめぐろ観光まちづくり協会が主催する「めぐろ土産」にも認定されています。
年末から帰省するため、お年始用にとカステラを購入しに訪れました。年末は12月31日まで営業とのことでしたが、29日にお邪魔した時はお店の中をぐるりと取り囲むように行列が!
2階カフェの方へ上る脇の通路奥を急遽入り口にし、お店正面の出入り口は出口のみの一方通行にして、お客様を案内されていました。
シンプルな素材だからこそ、ひとつひとつへのこだわりが凄い黒船のカステラ
黒船のカステラは国産の石臼挽きされた小麦を使用しています。石臼で挽くと熱が加わりにくいため、小麦本来の風味や香りが引き立つそうです。
また、食物繊維やミネラル分も残されるとのこと。皮目(小麦ふすま部分)までていねいに細かく挽くことでにしっとり感が強くなり、味に深みがでるそうです。
卵は岩手県産のものを使用。自然豊かで健康に育てられた卵は、黄身がこんもりと盛り上がり、味も濃厚で白身もしっかりしているとのこと。
臭みがなくあっさりとした味わいながら、卵本来の風味が活きているのが特徴です。この他、砂糖と水あめで甘みをつけ、牛乳、クリームで生地をつくっています。
しっとりとして口あたりのよいカステラ。小麦の風味、卵の味わいが絶妙にまとまっているおいしさを作りだすには、ベテランの職人による伝統の技と丁寧な仕事によるものです。
自由が丘本店では工房やカフェが併設されており、カフェではランチもいただくことができます。
黒船はどらやきもおいしいのですが、日持ちがしないため、お土産として持って行くにはカステラがぴったりです。
お年始は1月2日(日)から通常営業。売り切れてしまう場合もあるので、お早めにご来店がおすすめです。なお、カフェの営業は1月5日からスタートとのことでした。
すぐお隣には熊野神社がありますので、初詣のついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
↓「黒船 自由が丘本店」の場所はこちらになります。