【目黒区】お花見の特等席「Mark Matsuoka Grill（マークマツオカグリル）中目黒」で桜の季節限定メニューが3月17日（金）からスタート！
目黒川の宿山橋前にある「Mark Matsuoka Grill（マークマツオカグリル） 中目黒」。ハイコスパなお店として肉好きの間では大変有名なお店です。
さらに桜に季節ともなれば、まさに特等席ということで週末はもちろん、平日でも行列が伸びてなかなか入店できないという声を聞きます。
桜の季節限定メニュー（画像提供：Mark Matsuoka Grill／株式会社ファイアスピリット）
2023年は3月17日（金）から桜の季節限定メニューがスタート。気になるそのお味を一足お先に体験させていただいたのでご紹介していきましょう。
イタリアで腕を磨いたシェフが、極上の志方牛を桜香る一皿に仕上げたメイン料理
（画像提供：Mark Matsuoka Grill／株式会社ファイアスピリット）
「Mark Matsuoka Grill（マークマツオカグリル）中目黒」の2023年春限定メニュー、一品目は「兵庫県産志方牛 赤身肉のタリアータ 桜塩とリュバーブのジャムを添えて」です。こちらは、ランチとディナー共に愉しむことができます。
イタリア修行で腕を磨いたシェフが、桜にインスパイアされて生み出した珠玉の一皿。イタリア中部にあるトスカーナ地方の郷土料理である「タリアータ」を、「Mark Matsuoka Grill」ならではのアレンジで提供してくれます。
「タリアータ」はイタリア語で“スライスする”を意味する“tagliare（タリアーレ）”を語源とすることば。志方牛を厚めにスライスして、桜の葉とリュバーブ（ルバーブ）で作ったジャムと桜塩でいただきます。
お肉の下には、その繊細な風味を邪魔しない優しい甘さのじゃがいもピュレが敷かれ、まるでアート作品のように美しく盛り付けられていました。
リュバーブはシベリア原産タデ科の多年草で、真っ赤な色が美しい野菜。ミネラルやポリフェノールが豊富で食物繊維も多く、春から夏にかけて旬を迎えます。
レモンのような酸味があるので、シロップやジャムにするとおいしい野菜。そのリュバーブに桜の葉を合わせ、香り豊かで甘酸っぱい極上のジャムに仕上げていました。
お肉そのものの味が素晴らしいいので、もちろん何もつけずに頂いても最高なのですが、リュバーブのジャムや桜塩をほんの少し添えると、さらにうま味が引き立ちました。
お料理に添えられた一枝の桜が春の訪れを目でも楽しませてくれる一皿。
ランチタイムでいただく場合は、スープ、サラダ、雑穀米（もしくはバゲット）付きです。
ディナータイム限定、桜の香りをまとわせたサーモンの前菜は目にも美しいアートな一皿
（画像提供：Mark Matsuoka Grill／株式会社ファイアスピリット）
「Mark Matsuoka Grill（マークマツオカグリル）中目黒」の2023年春限定メニュー、二品目は「サーモンのマリネ 桜の香りと根セロリのピューレ」です。こちらは、ディナータイム限定。
桜の葉で包んで仕上げたサーモンマリネは、そのままでも香り高く、極上の口解けでした。脂の乗ったサーモンを根セロリのピュレ、ペコロスのピクルスと組み合わせることで、口当たりさわやかにしてくれます。
根セロリピュレは魚にもお肉も合うソースで、まるでカブのような見た目をした白い果肉をコトコトと煮込んでつくります。優しい香りが特徴で、セロリが苦手という方でもおいしくいただけるのが特徴。
根セロリピュレはクリーミィでなめらかな舌触り、上品なコクが洗練された味わいを引き出していました。鮮やかな赤い色をしたペコロス（小玉ネギ）のピクルスは見た目のアクセントとしても美しく、サーモンの味わいを引き立たせています。
こちらの盛り付けも絵画のようで、目でも美味しくいただきました。
目黒川の桜を愛でながら楽しむ「桜ドリンク」
（画像提供：Mark Matsuoka Grill／株式会社ファイアスピリット）
桜の季節限定で提供されるドリンクは以下の4種類です。
- ストロベリーブロッサム：桜フレーバーのスパークリングワイン
- SAKURAサワー：桜の塩漬けを使い、ほどよい塩味のバランスがおいしいサワー
- さくら緑茶 春の訪れ Sakura Green Tea：オーガニック抹茶と桜フレーバーのノンアルコールドリンク
- さくら ラテ：桜の酸味と甘み、砕いたピスタチオの食感が楽しめるホットラテ
さくら緑茶 春の訪れ Sakura Green Tea
今回の取材時にいただいた「さくら緑茶 春の訪れ Sakura Green Tea」。氷の中に桜の花びらが閉じ込められていて、見た目にも華やかなドリンクでした。
氷が解けて花びらが浮かぶ姿はまるで桜が開花するかのようなイメージ。抹茶と桜のコラボレーションが楽しめる味わいです。
ストローは環境に配慮した紙ストローでしたが、最後までヘタらずしっかりしていたのが印象的でした。
ストロベリーブロッサム Strawberry Blossom
そしてもう一杯、いただいたのがスパークリングワインとコンカッセ（粗く刻んだ）にした旬イチゴを組み合わせた桜フレーバーの「ストロベリーブロッサム」。
シュワシュワと立ち昇るきめ細かな泡、苺の甘酸っぱい香り、杏仁豆腐のような甘さとバラのような優雅な香りを合わせ持つ桜フレーバーが鼻に抜けます。
かき混ぜると、華やかな桜色になるので、ぜひ目でも楽しんでみてはいかがでしょうか。
「Mark Matsuoka Grill」の社長である高瀬マークさんにインタビュー！素晴らしいロケーションでお店をオープンできたヒミツは？
写真向かって右が社長の高瀬さん
今回の季節限定メニューをご案内くださった「Mark Matsuoka Grill 中目黒」の社長である高瀬マークさんにもインタビューできました。
目黒川の桜の時期、お花見客で最も混雑する宿山橋前にある「Mark Matsuoka Grill 中目黒」。この素晴らしいロケーションで開業するには、大変だったのではないでしょうか。
「実はこの場所、以前は友人が経営するダーツバーだったんです。そのダーツバーを閉店する際、友人からこの場所でお店をやらないかと声をかけてもらいました。
ダーツバー時代はコンクリートの壁で覆われていて、目黒川の素晴らしい景観が全く楽しめませんでした。
“Mark Matsuoka Grill 中目黒”をオープンさせるにあたり、天井までのガラス扉で開放できるように改修することを建物のオーナー様からOKいただきまして、現在のように小さなテラス席もあるお店にしました」と高瀬さん。
店内から目黒川の桜並木を臨む
確かに桜並木の目の前。お店の中からそれが見えないなんてすごくもったいないですよね。晴れた日はガラス扉を開放して、オープンエアで食事を楽しんでいる気分で過ごせます。
ちなみに、桜の時期は店内にも桜の木が飾られており、どの席に座ってもお花見気分が味わえるよう工夫されていました。
お店の外観や内装はニューヨークのブルックリンスタイルをイメージしたデザイン。ポップなイラストはポルトガル人のアーティストにオリジナルで描いてもらっています。
コロナ前はインバウンドのお客様も大勢訪れていたということで「まるでニューヨークにいるみたい」と好評だったそうです。
開放感たっぷりの居心地よい店内は女性に大人気。幼稚園や小学校のママ友がよくランチを楽しむ姿をお見掛けします。お子様連れ、ベビーカーでの来店はもちろんOK。
ランチメニュー
お肉だけではなく野菜もたっぷりと食べられて、目にも美しいランチメニューは、女性から人気が高いというのもうなづけます。
目黒川沿いにあるこちらの1号店は2016年オープン。その後、同じ中目黒の山手通り沿いに2020年「焼肉ホルモン マーク松岡」をオープンさせました。
その後、銀座のアンプルールストア内に提携店「MARK CAFE＆GRILL（BY AMPLEUR）」、長野県白馬に冬季限定店として「Mark Matsuoka Grill白馬」、北海道の大丸札幌店内に「Mark Matsuoka Grill札幌」がオープンしています。
兵庫県加古川にある「松岡精肉店」の極上牛肉を使ったレストランとしてネーミング
「Mark Matsuoka Grill」というお店の名前。その由来は社長である高瀬さんのニックネームである“Mark（マーク）”と、お肉の仕入先である「松岡精肉店」の松岡氏の名前を取って付けたものだそうです。
松岡精肉店は、兵庫県加古川市にあるいわゆる高品質な牛肉のセレクトショップ。産地にとらわれることなく、お肉のプロの目利きで厳選した牛肉を取り扱うお店です。
全国各地からプロ目線で質の良さ、味の良さ、食感などを吟味して選んだ牛肉を“志方牛”として提供。海外や有名料理店で経験を積んだシェフによる、こだわりのグリル料理を提供するというスタイルを貫いています。
精肉店直営ならではのリーズナブルなお値段で、他では味わえないようなおいしいお肉が楽しめるのは、こういったヒミツがあったのですね。
2号店としてグリル料理ではなく、焼肉店として「焼肉ホルモン マーク松岡」をオープンさせたのは、どの部位のお肉も無駄なくおいしく料理として提供できるように。日本人もインバウンド客も大好きな“焼肉”が楽しめるお店も出した方がよいと考え、違う業態で出店したそうです。
確かに“焼肉”は定期的に無性に食べたくなりるメニューですよね。
中目黒という地域に根差し、地元へも貢献できる企業でありたい
中目黒に本社があり、地元とのつながりが深かった高瀬マークさんと友人の道城征央さんが発起人となり立ち上げたのが「中目黒インターナショナルビレッジ」。国際的な視点で中目黒を一層盛り上げるための文化的活動を約4年前から取り組んでいます。
中目黒村美化村会員の活動風景（写真提供：高瀬マークさん）
そしてそれと並行して継続しているのが「中目黒村美化委員会」活動。地域の方と一緒に早朝から目黒川沿いの清掃を月に1～2回実施、中目黒の美しい景観を守る活動を続けています。
地元の方々のこういった地道な努力があってこそ、暮らしたい街・中目黒として高い人気を保ち続けることができるのだと感じました。
桜のお花見時期、「Mark Matsuoka Grill 中目黒」はディナータイムのコースメニューのみ予約可能
2023年3月9日（木）に発表された日本気象株式会社による第7回桜の開花・満開予想によれば、東京の桜開花は3月15日（水）、満開予想は3月22日（水）とのこと。
今年は少し早い桜のお花見となりそうです。
「Mark Matsuoka Grill 中目黒」はそのロケーションの良さから、毎年桜が美しく咲く時期になると大勢のお客様が訪れる人気店。お花見時期の予約は受け付けているのでしょうか。
「お花見の時期になると、目黒川沿いの道路が大混雑し、思うように移動できなくなります。以前、予約していたお客様がお店までたどり着けずキャンセルになってしまったこともありました。
そのことを教訓に現在では、ディナータイムに桜の季節限定メニュー・コース料理を楽しみたい方だけ、席数限定で予約可能にしています。
当店のご利用を楽しみにされているお客様にはお待たせしてしまって大変申し訳ないのですが、お花見の時期はお店に直接いらしていただき、場合によってはお並びいただくようお願いしています」と高瀬さん。
満開日に近い平日や土日祝日は行列必至。目黒川沿いを駅から歩くと、お店までたどり着けない可能性もありますので、山手通りを使い、宿山橋のある脇道からアクセスすることをおすすめします。
2号店である「焼肉ホルモン マーク松岡」でも桜の時期限定メニューが登場しますので、そちらも合わせてぜひ！
【目黒区】口の中でとろけるようなユッケが人気、「焼肉ホルモン マーク松岡」では桜の季節限定メニューが楽しめます＜Mark Matsuoka Grill中目黒姉妹店＞
■取材協力
↓「Mark Matsuoka Grill 中目黒」の場所はこちらになります。
↓「焼肉ホルモン マーク松岡」の場所はこちらになります。
