【目黒区】金沢市と友好都市関係を結ぶ目黒区に、湯涌温泉から「氷室の雪氷」がやってくる!贈呈式は7月5日(水)です

目黒区総合庁舎

目黒区は金沢市と友好都市協定を締結しています。つい先日、金沢市で行われた「金沢百万石まつり」にも(一社)めぐろ観光まちづくり協会が目黒区のPRブースを出展。

私も非力ながらボランティアスタッフとして目黒区のPRに一役買ってきました。

【目黒区】めぐろ観光まちづくり協会のボランティアで「第72回金沢百万石まつり」へ。交流都市協定提携都市として目黒区をアピールしてきました

江戸時代、加賀藩から江戸の徳川将軍家へ氷室の雪氷を献上する慣わしがあったことから、毎年目黒区役所へ、金沢の奥座敷「湯涌温泉」から「氷室(ひむろ)の雪氷(せっぴょう)」が贈呈されています。

夏場に“涼”を届ける、金沢市・湯涌温泉「氷室の雪氷」

氷室の仕込み

氷室の仕込み(画像提供:金沢市)

氷が非常に貴重だった江戸時代、加賀藩(金沢市)では天然の雪氷を夏まで貯蔵しておく「氷室小屋」がありました。そして旧暦の6月1日を「氷室の朔日(さくじつ)」と呼び、保管していた雪氷を切り出し、徳川家に献上してきたそうです。

藩政時代から明治時代にかけて売られていた、天然氷を熊笹の葉で三角に包んだ「白山氷」は庶民にも人気があり、夏の暑い日によく売れたそうです。

氷室開き

氷室開き(画像提供:金沢市)

その伝統に由来し、湯涌温泉では1986年(昭和61年)に氷室を復元。毎年1月末に雪を氷室小屋に詰める「氷室の仕込み」、6月30日には「氷室開き」の仏事が行われています。

友好都市関係取り組みの一つとして、目黒区役所に「氷室の雪氷」が今年も届きます

切り出された雪氷

(画像提供:金沢市)

2023年は7月5日(水)に「氷室の雪氷」が目黒区役所に到着。11時30分~12時に目黒区総合庁舎本館3階 南口エントランスで贈呈式が行われます。

贈呈された雪氷は本館1階西口ロビーに12時30分~17時の予定で展示(雪氷が溶け次第展示は終了)。この日に足を運ぶと、金沢市から届いた雪氷を間近で見ることができますよ。

また同日の10時~16時までは「友好都市物産展」も開催。金沢市の特産品(きんつばや加賀棒茶、金沢カレーなど)が販売されます。

金沢出身の柔道家・松本薫さんが手がけるアイスクリーム(ダシーズファクトリー)も、数量限定で配布するとのこと。

また、金沢の食文化を体験しようということで、本館1階にあるレストランでは7月3日(月)~7日(金)の11時~14時までフェアメニューを提供。金沢市を身近に感じられるイベントとなっています。

お時間がある方はぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

■画像提供

金沢市観光協会

↓「目黒区総合庁舎」の場所はこちらになります。

2023/06/25 08:11 2023/06/28 10:08
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