【目黒区】ホテル雅叙園東京「和のあかり×百段階段2023~極彩色の百鬼夜行~」、没入感たっぷりの演出に酔いしれる夏
2023年も始まりました!ホテル雅叙園東京の「和のあかり×百段階段」。東京都指定有形文化財「百段階段」を舞台に繰り広げられる夏の風物詩として、大人気の企画展です。
2022年の夏に開催された時のテーマは「光と影・百物語」で、怪談話として有名な“百物語”をモチーフにしたものでした。
【目黒区】毎年恒例・ホテル雅叙園東京「和のあかり×百段階段2022~光と影・百物語~」、美しく幻想的なひとときに包まれる夏
2023年はその流れを汲みつつ、現実世界と妖しい異世界との境目があいまいとなるような、ストーリー性のある展示「和のあかり×百段階段2023~極彩色の百鬼夜行~」を展開。豪華絢爛な文化財「百段階段」の魅力を存分に活かした展示で、私たちを異界へと誘ってくれます。
「和のあかり×百段階段2023~極彩色の百鬼夜行~」の始まりは涼やかな風鈴の音色で
文化財「百段階段」へは、ホテル雅叙園東京の入口右手にある螺鈿細工が施されたエレベーターで向かいます。扉が開くとまずは柏木美術鋳物研究所「小田原風鈴」がお出迎え。
こちらの風鈴は、平安時代に起源を持つ相模鋳物で、小田原鋳物は河内から1534年に来住した山田次郎左衛門が鋳物業を開いたことが始まりといわれています。
江戸時代に宿場町として繁栄した小田原宿の需要に応えるよう発展していった鋳物業ですが、大量生産の波に押されて徐々に衰退。その技術を「鳴物」として継承しているのが柏木美術鋳物研究所です。
高温で済んだ音色が特徴の砂張(さはり)で作られた風鈴は、清らかな音色と余韻が長いのが特徴。砂張とは特殊な青銅で鋳造したもので、風鈴は工房独自配合の鳴物用真鍮を使用しているそうです。
形により音色が異なり、一つひとつも良い音ですが、違う形のものが一緒になるとこれもまた涼やかな音色がしてよい雰囲気でした。
さらにその先には、「篠原風鈴本舗」の“江戸風鈴”がずらり!
「篠原風鈴本舗」は1915年創業の老舗で、初代又平を祖とする江戸風鈴製造所です。江戸風鈴を名乗れるのは「篠原風鈴本舗」「篠原まるよし風鈴」の2か所のみ。
二代目儀治さんのお孫さんである由香利さんは、古典的な柄だけではなく、手塚プロダクションとコラボしたり、東京の街並みを切り絵風に表現するなど、斬新なデザインで注目を集めています。
以前取材させていただいた時に伺った「江戸風鈴」の特徴は以下の3つ。
- ガラス製の風鈴で、型を使わない宙吹きで成形していること
- 風鈴のふちをわざとギザギザに仕上げ、音の響きをよくしている
- 風鈴の内側から絵付けするので、雨風ではがれにくく、絵が長持ち
鋳物とはまた違った音色で蒸し暑い日本の夏に“涼”をもたらしてくれます。
2022年の展示会にも登場した愛嬌たっぷりの「柳井金魚ちょうちん」もお出迎え。
こちら、展示会場ではちょっと“妖しい”お顔の金魚ちょうちんが飾られていますので要チェックですよ!
東京都指定有形文化財「百段階段」の7つの部屋を巡りながら楽しむ「極彩色の百鬼夜行」
さあ、いよいよ文化財「百段階段」に向かいます。色鮮やかな名古屋提灯に導かれるように進むプロムナード。
名古屋提灯は1950年創業の「伏谷商店」のもので、江戸時代から伝わる伝統技法を継承し、職人による丁寧な手仕事でつくられる提灯は美しく、日本人の美意識を感じさせる仕上がりです。
和紙を通してこぼれる温かでやわらかな灯りが空間をぼんやりと照らし、ドキドキつつも先へ先へと進みたくなるような演出となっていました。
この先99段の階段廊下がつなぐ7つの部屋でどんなドラマが待ち受けているのでしょうか。
もう後戻りはできない!異界へと続く道「十畝の間」
一つ目のお部屋は「十畝(じっぽ)の間」。荒木十畝による四季の花鳥画が描かれ、黒漆の螺鈿細工が随所に見られる重厚な造りのお部屋です。
今回の展示テーマは「異界へと続く道」。鳥居と幻想的な生け花がその奥へ奥へと誘うような演出と、両脇に連なる「籠染燈籠」が異世界感たっぷりです。
生け花を手掛けたのは一葉式いけ花・第4代家元の粕谷尚弘さん。草木や樹木、時には金属といった“植(はな)”を、“間(はざま)”の中で調和させることを理念とする流派です。
国内だけではなく、ニューヨーク・メトロポリタン美術館でのデモンストレーションをはじめ、アメリカ、南アフリカ、ウクライナ等でも活躍されており、注目を集めています。
今回はあえてトロピカルな花材などを組み合わせて非日常感を演出。鳥居の奥には池をイメージした生け花を置きました。花材をあえて生花にすることで、何度訪れても同じとは限らず、常に変化し続ける演出に。
生け花や灯り、オブジェが床に移りこみ、自分がいる場所も天地もわからなくなるようなミステリアスな空間となっています。
空間をさらに幻想的に彩るのが中野形染工場×ハナブサデザインによる「越谷 籠染灯籠」です。中野形染工場は1908年(明治41年)創業で、日本で唯一の藍染め技術「籠染め」で浴衣生地を生産してきました。
「籠染め」とは藍染め技術の一つで、円柱の真鍮型ふたつの間に布を通らせ、生地の裏表に同時に糊付けを行うことによって、表裏で違う柄の生地を作るものなのだそうです(参照元:一般社団法人 越谷市観光協会ホームページより)。
伊勢型紙から丁寧に刷りとられた柄の模様を真鍮板にエッチングした円筒状形と模様が、籠の網目のように見えることから「籠染め」と呼ばれています。
大量生産や輸入で安価な浴衣が手に入るようになったことから、籠染めの浴衣は作られなくなってしまいました。もう使われなくなってしまった籠染めの型を、伝統技法保存の観点から灯籠として蘇らせたのがハナブサデザインです。
いずれも浴衣生地の生産過程で実際に籠染に使用されているもので、基本的に1点モノ。伝統技術の継承とアップサイクルでSDGsなアート作品となっています。
文化財「百段階段」の中でもひときわ豪華絢爛な「漁樵の間」は、鬼の住処に
「漁樵(ぎょしょう)の間」は、中国の漁樵問答の一場面を描いた精巧な彫刻が目を引くお部屋。室内はすべて純金箔、純金泥、純金砂子で仕上げられ、彩色木彫と日本画に囲まれた絢爛豪華さで知られています。
展示テーマは「鬼の住処」。赤色に輝く大きな水晶のオブジェを手掛けたのはペットボトルアーティストの本間ますみさん。2006年(平成18年)から“ペットボトル ソフィストケイティド アート”の制作を開始し、その作品は「沼津港深海水族館」「池袋サンシャイン水族館」などに常設展示されています。
「ペットボトル ソフィストケイティド アート」とは、使用済みのペットボトルを使用し、接着剤や塗料を一切使用せずに新たな価値を付加して蘇らせた作品のこと。ペットボトルを資源として再生するのではなく、新しい魅力を備えたサステナブルなアップサイクル作品です。
妖しく光る花々の間にはひっそりと、しかし圧倒的な存在感を放つ鬼が!
巨大な1本の檜から掘りだされた樵と漁師の床柱の正面には巨大な水晶が飾られ、ヨダタケシさんのオリジナルサウンドトラック「参、鬼火」とともに怪しく光ります。
彫刻である樵や漁師も物語の登場人物のようで、今にも動き出しそうな生々しさでした。
異界の四季に彩られた「草丘(そうきゅう)の間」
「草丘の間」は礒部草丘の四季草花絵、瑞雲に煙る松原の風景が描かれた欄間と秋田杉の格天井が印象的なお部屋。こちらでは異界の四季というテーマで、歌舞伎やオペラなどの衣裳を手掛ける松竹衣裳と大道具を扱う歌舞伎座舞台が演出しています。
お部屋中央に飾られているのは、岡山県倉敷市出身の櫻井駿さんの作品で「七夕飾り」。伝統的な意匠に再解釈を加え、独自の造形と融合させた作品となっています。
今回の「七夕飾り」は龍と鳳凰であり、旧・目黒雅叙園のロゴマークにも通じるモチーフです。絵柄はすべて手書きで染め抜いている精巧な作品となっています。
その「七夕飾り」を囲むようにしつらえているのは「歌舞伎に観る四季」。美しいものは本当は怖いもの、自然が持つ大きな力にあらがえず、静かに飲み込まれていくような感覚を思い起こさせる展示となっています。
一つ目は「助六由縁江戸桜」「籠釣瓶花街酔醒」などに登場する「吉原の桜」をモチーフとした展示です。
江戸時代、吉原を南北につらぬく仲之町と呼ばれるメインストリートは、毎年3月1日頃になると桜の咲いた木を期間限定で移植。下草に山吹を植え、青竹の竹垣をめぐらし、雪洞を立てて非日常を演出したといいます。
二つ目の展示は「藤娘」。女形が踊る人気舞踏です。「若紫に十返りの、華を現す松の藤波・・・」と長唄が始まり、一瞬にして舞台に灯りが灯ると、大木に絡んだ藤の花が一面に咲き誇るというワンシーン。
ここに現れる娘は人間ではなく、藤の精で、春の名残を惜しみながら舞う美しい作品となっています。
三つ目の展示は「紅葉狩り」。戸隠山へ紅葉狩りに訪れた平維茂(たいらのこれもち)は、更科姫に出会い、勧められるがままに酒を飲みます。
するとにわかに鬼女の正体を現した更科姫が、酔いつぶれた平維盛に襲い掛かりますが、名刀小烏丸で難を逃れるとういうワンシーン。
そして最後は「鷲姫」。「柳雛諸鳥囀(やなぎにひなしょうちょうのさえずり)」という四季変化舞踏の中の一曲です。
雪の中にたたずむ白鷺の精に託して娘心の妄執を描いた作品。白無垢・綿帽子の嫁入り衣裳から、引き抜いて友禅衣裳の町娘へ転じ、はなやかに恋模様を踊ります。
やがて暮色が迫ると、娘は恋を引き裂かれた鷲の精となり、火炎衣裳にぶり返り、地獄の呵責に苦しむ姿をみせるという名作です。
歌舞伎や舞台における衣裳はあくまでも演者を引き立てる脇役ですが、こちらの展示では衣裳そのものが演者であり、艶やかな世界観を伝える仕上がりとなっています。
そして最後にご紹介するのは、造形作家・人形師であるよねやまりゅうさんの作品。
商業美術造形の傍ら異形の作品制作に取り組んでいらっしゃるアーティストです。異形の姿を描いた「猫鬼(みょうき)」「化身」「鞠猫」「OWI」「猫仏」5作品が展示されていました。
冷たい月明りに照らされた白き狐の世界「静水(せいすい)の間」
奥の間の欄間四方には小山大月の金箔押地秋草が描かれ、次の間の天井及び欄間は橋本静水等の画伯が手がけたお部屋「静水の間」。
こちらで描かれている「白き狐」は、源平合戦の世界を題材にした「義経千本桜」という歌舞伎の演目の中のワンシーンです。源義経の家臣・佐藤忠信の姿に化けて静御前の警護をする白狐。
静御前が恋い慕う源義経からもらった“初音の鼓”を打つと、忠信(白狐)がどこからともなく現れます。実はこの“初音の鼓”は、雨乞いの儀式のために忠信(白狐)の親狐の生き皮で作られていたものなのでした。
親と死別した子狐の孤独とやるせない思いを表現した世界を手掛けたのは松竹衣裳×歌舞伎座舞台。白く冷たく輝く月は今回の展示用に、舞台で使われるものよりも小さくオリジナルで作ったものだそうです。
そして舞台上の月灯りとは打って変わって温かみのある美しさを放つ、高山しげこさんの照明。こちらのライト、竹ひごや針金などは使用せずに紙を漉いて成型したもの。
空間をやわらかく優しく灯す灯が、「白き狐」の世界の哀しさをより一層際立たせていました。
いまにもさんざめきが聞こえてきそうな作品は、笠間にある「つばめ窯」で茨城の民話をモチーフにした作品を作り続ける陶芸家・髙橋協子さんの作品。
縄文土器と同じ手法で、粘土の輪積みで作り上げていくという作品は、活き活きとした造形美を生み出しています。狐や天狗、妖怪たちが賑やかに踊り出て、異界を垣間見させてくれる作品たちです。
最後は白く冷たい狐の世界に哀しみを添える「藍染花」。徳島でフラワーショップとスクールを展開するフラワーデザイナー・米川慶子さんの作品。
数種類の布を特殊な技法を使って染め上げ、生花のようなリアルな花に仕上げたり、ファンタスティックな花としてデザインすることもできるそうです。
水が紡ぐ詩「星光(せいこう)の間」
奥の間、次の間の格天井及び欄間いっぱいに板倉星光の四季草花が描かれているお部屋。「静水の間」から続く廊下には、第一印刷所が手がける越後・長岡花火をモチーフとした切り絵加工の「かみはなび」と、新作「にしきごい」が出迎えてくれます。
廊下の天井を泳ぐ「にしきごい」は、糸をひっぱるだけで一瞬にして立体的な錦鯉ができる仕掛けが特徴。
ゆらゆらと天井を泳ぐ「にしきごい」は、「星光の間」のテーマである異界の水の世界へ誘ってくれるようです。
“水が紡ぐ詩”がテーマの展示作品は石塚硝子の「津軽びいどろ」、ミツワ硝子工芸「江戸切子」、しまんちゅ工房「琉球ガラス」の他、廣田硝子や月夜野工房のガラス作品が展示されていました。
中でも目を引いたのは「廣田硝子」や「ミツワ硝子工芸」の真っ黒なグラス。
光を通すガラス素材の場合、どうしても仕上がりが茄子紺色のようになってしまうのが通常でした。漆黒に見えるガラス生地自体を作ることも、それに文様のカットを入れることも難しく、大変高い技術が求められるそうです。
米軍基地から廃材として出される瓶を再利用し、ランプのホヤや薬瓶など必需品と日用品を製作してきた琉球ガラス。
しまんちゅ工房が扱う「海蛍」シリーズは、ガラス部分に光を蓄える鉱石を砕いた蓄光材をしこみ、暗闇の中で光るようにしたグラスです。明るい陽射しの元では鮮やかなグラス、暗闇の中では海の泡のように輝くという神秘的な一品となっています。
浅瀬では光を感じ、深さが増すごとに色の届かない青い世界へと変貌していく水の中。美しいだけではない、妖しいガラスが紡ぎ出す闇の世界を感じさせる展示です。
水の底から浮かび上がると、そこには懐かしい対岸の現世が!「清方(きよかた)の間」
美人画の大家・鏑木清隆が手がけた茶室風のお部屋が「清方の間」です。
「星光の間」で水の世界に飲み込まれて、辛くも水面に顔を出すとそこは懐かしい現世の灯りが見えてきます。
不思議な呪文が書かれた照明は弦間康仁さん(Feel Lab)の作品。このライトには百鬼夜行から逃れることができる“呪文”が刻まれていました。
青い彼岸花をモチーフにした簪(かんざし)は、榮さんの作品。
ディップアートの技法を応用して作られています。大ヒットアニメ「鬼滅の刃」でもキーアイテムとなった青い彼岸花。
作中でも見つけることができなかったその花が、妖しく美しく、そしてひっそりとここにたたずんでいます。
そして暗がりに柔らかく色彩鮮やかな灯り放つのが、倉敷光作所の「希莉光(きりこ)あかり」。倉敷美観地区の軒先に吊るされていた手作りの倉敷切子灯籠をモチーフに、灯籠とは異なる和の灯りとして発展させた作品です。
2013年(平成25年)に開催された「倉敷春宵あかり」に出展し、毎年倉敷の春の夜を彩っていいます。
この他にも有田焼の名窯「真右ェ門窯」の作品や、組子建具の山川英夫さんが手がけた組子細工作品(法隆寺・夢殿をモチーフにしたライト)、和傘工房「朱夏(和傘あんどん)」などを展示。
上作品は三角形の黒い筒をのぞき込むと、ランプの灯りがまるで万華鏡のように見える「朱夏」のユニークな作品です。
「頂上の間」は意表を突く展示、“神々の園”
通常なら明るい陽射しが差し込む「頂上の間」。2023年は極彩色に彩られた“神々の園”が待っていました。
上写真の作品は大島エレク総業が手がけたライティングデコレーション。独自に設計した植物・花をモチーフにしたランプが空間を彩ります。
色が白く、鼻がやや高い上品で優しい顔立ちが特徴の「越谷だるま」。この端整なフォルムを活かし、和紙や英字新聞など張り込んだモダンでおしゃれな「だるまアート」が人気に。
手がけるのは「越谷 籠染灯籠」同様、ハナブサデザインです。
黄金色に輝く龍は、水引工芸作家・山冨繁子さんの作品。古くから贈り物や、日本髪の結び紐として重用されてきた水引を、結んだり立体的に編むことでさまざまな形を作り上げる作家さんです。
その背景に飾られているのは、木工加工のエキスパートである栃木ダボ製作所の「神々の面」。間伐材を再活用した116種類にも及ぶ作品があるそうです。
「神々の園」は異世界から逃れ、現世に戻る途中に現れた光の曼陀羅。不安と恐怖にこわばった心を優しく解きほぐし、いつもの世界へと戻っていく、そんなひと時を感じさせる展示でした。
▼めぐろ観光まちづくり協会が出展者の方々にインタビュー!音でもお愉しみいただけます。ぜひこちらもご視聴ください。
(取材協力:一般社団法人めぐろ観光まちづくり協会/ホテル雅叙園東京)
【開催期間】2023年7月1日(土)~9月24日(日)
11時~18時(最終入館17時30分)
【開催場所】ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
チケット購入・問合せはこちら≫
作品と展示世界を妖しく、美しく彩るサウンドを持ち帰ろう!
ホテル雅叙園東京の文化財「百段階段」を舞台とした展示会のためにオリジナルサウンドを手掛けているのは、テルミン演奏家のヨダタケシさん。
女神の唄声とも称される独特の音色は、百鬼夜行の世界観とぴったりです。
2021年、2022年に続き、2023年も各部屋ごとのテーマに合わせたオリジナル楽曲を担当。ゲストボーカリストとして舞台俳優・ダンサー・歌手である片山千穂さんが参加しています。
オリジナルサウンドトラック「鬼火」は、ミュージアムショップで購入可能。ぜひ、この妖しくも美しい極彩色のドラマを自宅でも楽しんでみてはいかがでしょうか。
連動企画として「和のあかりルーム」「和のあかり×ビアテラス」もスタート
「和のあかり×百段階段 2023~極彩色の百鬼夜行~」の開催に合わせて、ホテル雅叙園東京では期間限定のコンセプトルーム「和のあかりルーム」が登場。1日1室限定で幻想的な灯りをプライベート空間で楽しむことができます。
「十畝の間」でも使われていた「籠染灯籠」や漉き紙のやわらかな灯りに包まれ、企画展の雰囲気をお持ち帰りしたかのようなひと時を過ごせることまちがいなし。
宿泊した方にはお土産として「ほおずきのあかり」「企画展オリジナルアロマ」を1つずつと「和のあかり×百段階段2023」入場券をプレゼント。エグゼクティブラウンジ「桜花」の利用と朝食が付いてきます。
さらに、Cafe & Bar「結庵」では、2023年7月1日(土)~8月31日(木)まで「和のあかり×ビアテラス」を開催。「金魚ちょうちん」がテラス席に登場し、愛くるしい表情で出迎えてくれます。
ドリンク(アルコールやノンアルコールドリンクのフリーフロー90分間)の他、シェフおススメのメニュー「塩麹マリネグリルチキンと夏野菜の串焼き」「4種のソーセージ盛り合わせ」などが登場。
企画展の振り返りをじっくりと愉しんでみてはいかがでしょうか。
【開催期間】2023年7月1日(土)~8月31日(木)
月曜~土曜の17時30分~21時30分(L.O.)、席は22時まで利用可能
※7月16日(日)、8月13日(日)は営業します。
【開催場所】ホテル雅叙園東京 Cafe & Bar「結庵」
予約はこちら≫
■取材協力
ホテル雅叙園東京
↓「ホテル雅叙園東京」がある場所はこちらになります