【目黒区】いつ訪れてもしっかり食べれる、気軽に飲める。池尻大橋「Corner by Knit(コーナー バイ ニット)」のイチオシメニューをチェックしてきた!

池尻大橋にオープンした「コーナーバイニット」で試食会

国道246沿い、首都高速道路3号渋谷線と中央環状線を結ぶ大橋ジャンクションの目の前に2023年7月10日(月)にオープンした「Corner by Knit(コーナー バイ ニット)」。

【目黒区】池尻大橋に新スポット「Corner by Knit(コーナー バイ ニット)」が7月10日(月)オープン、「あそぶ、たべる、はたらく 交じり合うシェア空間」がコンセプト

ポップアップイベントやノマドワークなどにも利用できて、朝7時から深夜2時までカフェ・レストラン・バーとしても機能するという新しいスタイルのシェア空間。なかなかイメージがつかみにくい、ということでさっそく内覧会&試食会におじゃましてきました!

誰がいつ訪れても快適に、リラックスして過ごせる不思議と居心地の良い「Corner by Knit(コーナー バイ ニット)」をご紹介していきましょう。

大きく分けて3つのエリアがある「Corner by Knit(コーナー バイ ニット)」

「あそぶ、たべる、はたらく 交り合うシェア空間」

(画像提供:株式会社Knit)

「Corner by Knit(コーナー バイ ニット)」の大きな特徴は、オープンスペースながら、3つの機能を持ち、それぞれが緩やかにつながっているコミュニティ空間であること。いろんな目的で自由に集まり、思い思いの時間を過ごせるユニークなスタイルになっています。

ポップアップイベントや物販などができる「Display」エリア

「Corner by Knit(コーナー バイ ニット)」のディスプレイスペース

「Corner by Knit(コーナー バイ ニット)」に入ってすぐの「Display」エリアは、お花や植物など程よく飾られていて、癒される空間。お店で提供しているワインの産地、オーストラリアをイメージしたちょっとワイルドな雰囲気でコーディネートしたそうです。

オージープランツやワイルドフラワーをイメージ

このスペースは、アートや雑貨などのポップアップイベントや展示会、物販などに活用可能。誰でも気軽に利用できるそうですよ。

中央の「Relax」エリアは食事やカフェ、バーとしてくつろげる空間に

中央のRelaxエリアは食事やお、お酒などが楽しめるスペース

「Display」エリアを抜けたお店の中央には「Relax」スペース。こちらでは朝7時から深夜2時までしっかりお食事もお茶もお酒も楽しめるレストラン、カフェ、バースペースとなっています。

オープンキッチンと向かい合うカウンター席、2つのテーブル席が設けられ、どの時間帯に訪れてもボリューミーでヘルシーな食事ができるのがポイントです。

朝ごはんは11時までで「大橋の朝定食(雑穀米・焼鯖ハーフ、納豆or卵、ラぺ、お野菜スープ)」と「大橋の朝サンド(焼き鯖or鶏むね肉、お野菜スープ)」の2種類を用意。

コーナーバイニットのメニュー

11時~15時のランチタイムにはお肉・野菜の定食。グランドメニューとして、岐阜県の最高級ブランド・飛騨牛ステーキや厚切りポーク、焼鯖などのスキレット料理が楽しめます。

メインディッシュに雑穀米やパン、サラダ、ラぺ、スープなどを組み合わせて定食スタイルにできるので、夜遅く訪れてもしっかり食事ができるというわけです。

コナーバイニットグランドメニュー

これ以外にもお酒のお伴にピッタリな「おつまみプレート」や「チーズ&はちみつ」、揚げ物とお肉、デザートなどもラインナップ。

ドリンクはこだわりのブレンドコーヒー、お茶、ジュース、ビール、サワー、ウイスキー、ジン、オーストラリア・ニュージーランドを中心としたワインが楽しめますよ。

※メニューの内容は変更になる可能性があります。

最奥の「Work」エリアは自由度の高いコワーキングスペース

コーナーバイニットのワークスペース

(画像提供:株式会社Knit)

「Relax」エリアの奥は「Work」エリア。こちらはオンラインミーティングやリモートワークも可能で、各テーブルに充電用のタップも用意されています。

パソコンやタブレットを使って仕事をしたい方は基本的に、この「Work」エリアを利用してほしいとのこと。大テーブルとカウンター席、椅子の背もたれが高く、仕切りにもなっている個室風のブースもあります。

背もたれが高いイスで個室風に

オンラインミーティングの時に、背景が気になる場合、この背もたれの高さは便利ですね。

実はこの背もたれの高いイス、可動式となっており、レイアウトが自在に変えられるようになっていました。

空間を分けてシェアスペースとして貸出も可能で、背もたれの高いイスで空間をうまく仕切って利用するなど、フレキシブルな使い方が楽しめそうですね。

「Corner by Knit(コーナー バイ ニット)」が提供するこだわりの食事とドリンク

コーナーバイニットのこだわり料理とドリンク紹介

「Corner by Knit(コーナー バイ ニット)」のもう一つのこだわりは食事。どの時間帯に訪れてもカジュアル・ヘルシー・ボリューミーに、かつ、おいしい食事が楽しめるように工夫しています。

最もこだわったのが岐阜県の最高級ブランド牛である「飛騨牛」を、気軽に楽しめるということ。お店の設計・デザインを担当された西脇靖人さんが岐阜県出身ということもあり、地元では有名な老舗企業「養老ミート」との直接取引を実現。

オーナーの登坂麻美さんが惚れ込んだ「飛騨牛」を、肩ひじ張らずにいつでも食べられる値段で提供したいという熱い思いで実現したメニューとなっています。

また、お店ではオーストラリアとニュージーランドワインにこだわって提供。お店の設計やデザインにもそのこだわりが存分に活かされています。

ますは試食会で提供されたお料理と飲み物を順番にご紹介していきましょう。

お昼からさっぱり飲める!?「ピルスナーウルケル<生>」と「イザックの岩城島レモンサワー」

ピルスナーウルケル<生>

ピルスナーウルケル<生>・ハラディンガ

「Corner by Knit(コーナー バイ ニット)」で提供する生ビールは、チェコのプルゼニで1842年から生産されきた「ピスルナーウルケル」のもの。苦味、甘味、香りが絶妙なバランスで調和した味わいを、泡と共に楽しむスタイルのビールとなっています。

特徴は麦芽を3度糖化するトリプルデコクションと呼ばれる醸造法。炭酸のキレのある爽快さ、ほのかなカラメルの香味、後味にホップの苦味を生み出すそうです。

モラビア産の大麦、ザーツ産ホップ、軟らかなピルゼンの水とチェコ産原料を使用し、黄金色に輝くコクと芳醇な香りが楽しめるのが「ピスルナーウルケル」の醍醐味。

3つの注ぎ方があるピルスナーウルケル

その注ぎ方は以下の3種類あります。

  1. ハラディンガ:先に泡を注ぎ、その下にビールを注いて味わいを引き出す
  2. ミルコ:グラス一杯に泡を満たしたクリーミーな味わいが楽しめる
  3. ナドバクラット:指一本少なく注いだグラス上部から、豊かな香りを楽しむ

今回は「ハラディンガ」の注ぎ方で楽しんできました。

泡そのものがおいしいピルスナーうルケル

きめ細かな純白の泡、黄金色の輝き。見た目も美しく、さっぱりとした飲み口ながら、しっかりとしたコクもある。泡そのものもおいしいビールでした。

イザックの岩城島レモンサワー

イザックの岩城島レモンサワー

そして「イザックの岩城島レモンサワー」。オーナーである登坂さんが初めて手掛けたお店「イザック」の名物ドリンクです。

皮まで食べられる岩城島レモンを使い、すっきりと優しい酸っぱさで食欲倍増すること間違いなし。昼飲みしても、これは炭酸レモンジュースだといいきれる軽やかな飲み口です。

お野菜がたっぷりとれる「おつまみプレート3種」

おつまみプレート3種

まず最初に提供されたのが「おつまみプレート3種」。セロリと玉ねぎのカポナータ、紫キャベツの辛くないスパイスラぺ、とっておきオリーブオイルのにんじんラぺです。

シェフの持田さんいわく、見た目はおしゃれ、食べると家庭の味がしてほっこりするような、毎日食べても飽きないバランスを目指したそう。

セロリと玉ネギのカポナータ

セロリと玉ねぎのカポナータ

カポナータはイタリア・シチリア島発祥の煮込み料理で、冷たく冷やしていただくとおいしい夏向きのお料理。セロリが苦手という方でもこれはまったく気にならずに、おいしくいただけます。

トマトのコク、くたくたに煮込まれた玉ねぎの甘味、やさしい味つけでボール一杯食べられそうです。

紫キャベツの辛くないスパイスラぺ

紫キャベツの辛くないスパイスラぺ

紫キャベツの辛くないスパイスラぺは、スパイシーですがお子さまでも食べられる辛くない味付け。ドライフルーツの甘さ、紫キャベツの甘味やシャキシャキ感もあり、控えめな味付けで野菜そのもののおいしさが楽しめます。

とっておきオリーブオイルのにんじんラぺ

とっておきオリーブオイルのにんじんラぺ

にんじんの甘味や風味が楽しめる一品「とっておきオリーブオイルのにんじんラぺ」。スパイスが主張しすぎず、ほどよいバランスでまとまっています。上品だけど、どこかほっとするような味わいに仕上がっていました。

登坂さんイチオシの赤ワインと「はちみつ&チーズ」を楽しむ

チーズ&はちみつ

続いてでてきたのは「チーズ&はちみつ」。パルミジャーノレッジャーノとゴルゴンゾーラ、スカモルツァの3種類盛り合わせと、オーストラリアのはちみつ「レザーウッドハニー」を組み合わせています。

パルミジャーノレッシャーノやゴルゴンゾーラは知っていましたが、スカモルツァは初めて。主に南イタリアで作られているチーズで、簡単にいうと「モッツァレラから水分を抜いたようなチーズ」といわれています。

塩味やクセもなく、ミルキーな風味が楽しめました。外側を少しスモークしてあるので香りも抜群。

そしてチーズにかけられている「レザーウッドハニー」が絶妙なおいしさです。レザーウッドはタスマニア島に生息する低木樹。

タスマニアのレザーウッドから蜜を採取してもよい養蜂家はわずかな人しか許されておらず、その中でもリンズィ・バークさんという第1人者が採取したはちみつをお店では使っています。

リンズィさんは、40度でハチミツをゆるくして瓶詰め等の工程を行なう低温殺菌での製造方法を採用。自然な甘味と洗練された芳醇な香り、花蜜の風味がそのまま残されており、チーズの味わいを引き立たせていました。

赤ワイン「リトルジャイアント」

リトルジャイアント

そして、登坂さんにおすすめいただいたオーストラリアの赤ワイン「リトルジャイアント」を合わせてみます。品種はカベルネ・ソーヴィニョンで豊かなブラックベリーの果実、スパイスのアロマ、樽香などの余韻が素晴らしい一杯。

ラベルの動物はウォンバッド

ラベルに描かれているのはウォンバットです。この後いただいた肉料理との相性もばっちりでした。

メインは「飛騨牛ステーキ」「飛騨牛のローストビーフ」のいずれかを選択

お食事は定食スタイルで、メインに「飛騨牛ステーキ」か「飛騨牛のローストビーフ」が選べました。肉好きの同行者は「飛騨牛ステーキ」、私は「飛騨牛のローストビーフ」を選択し、両方の味をチェックすることに。

優しい味わいの野菜スープ

まずは本日の野菜スープから。飲み過ぎた翌日でもすーっとお腹に入っていくようなやさしさです。

雑穀米と飛騨牛のローストビーフ

そして私が注文した「飛騨牛のローストビーフ」と「雑穀米」が到着。飛騨牛は岐阜県で飼育された黒毛和牛の中でも、特にきめ細かな霜降りと優れた風味を評価された牛肉のみが名乗ることを許される銘柄です。

「Corner by Knit(コーナー バイ ニット)」では、「養老ミート」の最高級A5ランク飛騨牛を直接仕入れてリーズナブルに提供。高級銘柄をカジュアルに楽しませてくれます。

最高級ランクの飛騨牛を使ったローストビーフ

ジューシーでやわらかく甘味とコクのあるローストビーフ。美しい桜色が食欲をそそります。

臭みなどは一切なく、不思議と後味もさっぱり。ピンクペッパーのフルーティな甘みと控えめなスパイシーさがとてもマッチしていておいしいです。

飛騨牛のステーキ

そして同行者が注文した「飛騨牛のステーキ」。なんというボリュームでしょうか・・・。

外側は香ばしく、中はジューシーに

外側はこんがりと焼けて、内側はとってもジューシー。

低温調理してうま味を閉じ込め、焼き色を付けている

一度低温調理して肉のうま味をしっかり閉じ込めてから、外側を香ばしく焼き上げているそうです。この後、試食サイズで私も飛騨牛のステーキをいただきましたが、ともかく肉汁たっぷりで脂の甘味が最高。

ローストビーフとはまた違った飛騨牛のおいしさを堪能することができました。

そしてステーキにさりげなくそえられていたポテト。これがまたこだわり抜いた調理法で一口食べるとびっくりします。

こだわりの製法で極上の味わい

一度火を通したじゃがいもを冷凍させて、翌日油でカリっと揚げているとか。外側は香ばしくぱりぱりで、内側はホクホク。甘くておいしいフライドポテトに仕上がっています。

そして雑穀米もふんわり、もちもちに炊きあがっており、こちらも体に優しい味わいでした。

もう食べきれません!「Corner by Knit(コーナー バイ ニット)」自慢の「鯖サンド」はテイクアウトで

鯖サンド

最後の締めで提供されたのが「Corner by Knit(コーナー バイ ニット)」イチオシの「鯖サンド」です。こちらも一度低温調理してうま味を凝縮し、外側をパリパリに焼いた鯖を使ったサンドイッチ。

お野菜もたっぷりでとてもボリューミーな一品です。もうとても入らないので、写真だけ撮影し、この後テイクアウトにしていただきました。

鯖のクセのある臭みなどは一切なく、ジューシーでとってもおいしい。にんじんや紫キャベツのラぺとの相性も抜群でした。

最後に静岡県・富士市の「トロニカ珈琲焙煎所」のオリジナルコーヒー「富士山ブレンド」をご紹介。試食会当日は暑すぎたのでアイスコーヒーをいただきました。

お店オリジナルブレンドコーヒー「富士山ブレンド」

「富士山ブレンド」は、富士山の溶岩や火山岩のゴツゴツとした無骨で熱いイメージと、富士山という誰からも愛されるイメージをもとに組み立てられたコーヒー。

コロンビアの豆をベースに、スマトラ島、バリ島といったインドネシアの島々の豆をブレンドして深めの焙煎で仕上げています。ずっしりとした味わいとすっきりとした後味もある、珠玉の一杯でした。

「Corner by Knit(コーナー バイ ニット)」オーストラリアのダイナミックな自然を感じさせる、居心地のよい空間

「Corner by Knit(コーナー バイ ニット)」の設計・デザイン・インテリア

最後に「Corner by Knit(コーナー バイ ニット)」の設計・デザイン・インテリアへのこだわりもご紹介したいと思います。お店で提供するワインがオーストラリア・ニュージーランドのもの、ということで、店内に飾ってある植物もオージープランツを意識していると冒頭で紹介しました。

店内の内装やインテリアにもその要素がしっかりと現れていて、内装の壁に赤土のレンガを採用。オーストラリアのエアーズロックをイメージしたそうです。

また、テーブルや床などには、経年変化を楽しめる古材をそのまま使用。街と共に歳月を重ねることで生まれてくる味わい深さや、街に溶け込むという意味を持たせています。

自然体、エシカルさも感じる内装

打ちっぱなしのコンクリートや鉄鋼などの異素材を組み合わせつつも素材感、自然体、エシカルさを伝えるバランスの良さ。椅子も座面に革を使い、こちらも使い込むほどに味わいを増す仕様です。

使い込むごとに味わいが増す皮を座面に使用

大きな開口部から昼は明るい陽射しが注ぎ込み、夜は車のライトや街のざわめきが窓を通して感じられる店内となっています。仕事帰りや自宅に戻る途中の止まり木、ランナーやペットのお散歩の休憩スポット、ノマドワーク、お子さま連れのファミリーで食事などなど。

時間帯により顔触れが変わりつつ、変わらぬ美味しさと居心地の良さを提供してくれる。「Corner by Knit(コーナー バイ ニット)」が生活の動線上にあったらきっと素敵だと思いました。

お子さま連れ、ペット連れもOKですので、ママ友同士のお食事会やペット仲間のオフ会にもおすすめ。コワーキングスペースとして異業種同士の交流も自然と生まれそうな程よい距離感のお店です。

皆さんもぜひ一度、足を運んでみては?

「大橋」バス停の真ん前にあるコーナーバイニット

■取材協力

Corner by Knit(コーナー バイ ニット)

↓「Corner by Knit(コーナー バイ ニット)」の場所はこちらになります。

Chikuwa

号外NETの広告出稿はこちら

号外NETメルマガ

号外netは持続可能な開発目標(SDGs)を支援します

号外netへの提供提供求む!

コミュマッチ