【目黒区】目黒学院高等学校・ラグビーフットボール部が5年連続「全国高等学校ラグビーフットボール大会」に出場決定。目黒区長を表敬訪問しました

目黒学院高等学校ラグビーフットボール部のメンバーたち

目黒区中目黒にある学校法人目黒学院中学高等学校。1959年(昭和34年)に創部されたラグビーフットボール部は高校ラグビーでは古豪として知られ、花園での優勝回数は歴代5位の5回を数える名門校です。

目黒学院高等学校第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会出場

國學院大學久我山中学校・高等学校とともに「目黒‐久我山」時代を築くなど輝かしい実績を残してきました。目黒学院ラグビーフットボール部の全国大会の出場は5年連続で、23回目を果たしています

2024年12月9日(月)にラグビーフットボール部のメンバー8名が目黒区長を訪問。大会出場への意気込みを語りました。

ラグビーフットボール部専用のグラウンドを持たず、成果を上げ続けている目黒学院

ラグビー部専用のグラウンドがない目黒学院

今回の取材で一番驚いたのがラグビーフットボール部専用の練習グラウンドが学校にないということ。選手たちは普段、外部の施設(グラウンド)を借りて練習しているといいます。

「外部の施設が借りられないときはどうするのですか」という質問に対し、校内等で細かいプレーの練習を行うなど「質の高い」練習を積み重ねてきたとのこと。練習は月曜日以外に毎日行っているそうです。

「覚悟・感謝・誇り」をスローガンに掲げ、全国制覇に向けて日々努力を重ねてきた目黒学院ラグビー部。5年連続全国大会出場の快挙は、メンバー1人ひとりが力を合わせて勝ち取った当然の結果といえそうです。

目黒学院ラグビーフットボール部の強さは、常にチャレンジャーとして平常心を忘れないこと

目黒学院ラグビー部の強さのヒミツ

目黒学院ラグビーフットボール部監督の竹内圭介さんは、かつて目黒区報「ひとめぐり」の取材で強いチームを作るために意識していることについて、以下のように答えていらっしゃいます。

自分で考える力を育てること。ラグビーは得点のためにボールを前に運ばなければならないのに、後ろにしかパスできない理不尽なスポーツです。どう動いたらどこにスペースが空くか、考えながら動かなきゃいけない。

試合中はベンチの声は全然聞こえません。キックオフの瞬間から、60分間をどうデザインして勝つかを、選手たち自身が考えることになります。

だからこそ自立心が大切で、ラグビーのルールはもちろん、校則を守ることから日常生活も含めて、自立心や自分で考える力を育てようと思っています

そんな監督の下、毎日厳しい練習を積み重ねてきた部員たち。ラグビーだけではなく、人間力向上を大切に常に自己研鑽を重ねているそうです。

全国大会出場常連校としてライバル校から注目を集め、研究されていることに対しどう感じているかという質問に対し、「プレッシャーとしてとらえず、常にチャレンジャーであると考え、平常心を忘れないようにしている」と回答する部長。

ライバル校からの注目も跳ねのける強い心で臨み、絶対優勝します、と意気込みを語っていました。

選手たちにラグビーの聖地「花園ラグビー場」へ連れて行ってもらっていると語る監督

区長とラグビーフットボール部関係者で記念撮影

上写真前列、向かって一番右が竹内圭介監督

「花園ラグビー場」は、高校野球でいう甲子園のような“ラグビーの聖地”。1963年から全国高等学校ラグビー大会の開催地として使われ、全国大会出場を目指す高校生にとってはまさに憧れの場所となっています。

竹内監督ご自身も目黒学院高等学校・ラグビーフットボール部の出身。しかし、現役時代は花園に行くことはできなかったそうです。

花園に立った時の気持ちを聞かれる監督

コーチとして目黒学院に戻り、選手たちに学生時代に夢見た花園へ連れて行ってもらえたと監督。花園という大舞台に立つ気持ちを聞かれ、以下のように語っていました。

「花園に立つと魔法がかかります。1回勝つと、やっぱりまた勝ちたい。もう1回この場所に立ちたいと思ってしまいます。」

花園で戦う選手たちがとても輝いて見える、とてもうらやましいと感じているという監督。自分では果たせなかった夢を選手たちが叶え、花園の舞台へ監督として連れて行ってもらえる喜びと誇りをかみしめていらっしゃいました。

年末は皆で応援しよう!目黒学院ラグビーフットボール部の試合

「誰もが幸せになれるチームにしたい」という竹内監督。

目黒区報「ひとめぐり」でも「レギュラーも補欠の子も、家族も、コーチも、みんながやっていてよかったねと言えるチームにしたい。区民の皆さんにも、目黒にはこんなに活躍している学校・部活があると誇りを持ってもらえるチームになりたい」とおっしゃっていました。

目黒学院ラグビーフットボール部が出場を決めた「第104回 全国高校ラグビー大会」が開催されるのは2024年12月27日(金)~2025年1月7日(火)。目黒学院は12月27日(金)に行われる「報徳学園(兵庫)」と「仙台育英(宮城)」の勝者と戦うシード校として出場します。

目黒学院の試合は12月30日(月)12時からキックオフなのでぜひ応援したいと思います。皆さんもどうぞお見逃しなく!

12月30日の試合をぜひ観戦して応援しよう

■取材協力

目黒区 文化・スポーツ部 スポーツ振興課

 

Chikuwa

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