【目黒区】濃厚魚介つけ汁とつるつる麺がクセになる「つけ麺 すする 学芸大学店」、2024年6月にリニューアルオープンしてこだわりの内装に
学芸大学駅から徒歩約2分、東口商店街から脇道を入った銭湯「千代の湯」のお向かいにある「つけ麺 すする」。2010年にオープンして以来、地元から愛され続けてきたつけ麺店です。
2024年6月にリニューアルオープン。日本の建築様式でよくみられる欄間や盆栽が飾られた、和のトラディショナルな雰囲気と洗練されたストリートカルチャーを融合した店内に生まれ変わったそうです(参照元:PRtims STORYより)。
さっそくお店におじゃましてみました。
「麺や すする」から「つけ麺 すする」へ、「麺・つけ汁・空間・音」すべてにこだわりを貫く
「つけ麺 すする」は株式会社MINORUが手がけるブランドの一つ。目黒区内には池尻大橋にある「本格餃子 包(つつむ)」や、同じ学芸大学駅西口商店街の中にある「まぜそば ちゅるる」なども展開中です。
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2010年「麵や すする」としてオープンし、2024年6月のリニューアルで店名を改め、つけ麺専門店「つけ麺 すする」となりました。まずはこだわりの空間演出をダイジェストでご紹介していきましょう。
カウンター天井の「欄間」
欄間は通風や採光のために設けられる、建具上部に設けられた開口部。日本建築様式でよく見られる装飾板です。
透かし彫りや彫刻、組子、筬(おさ)などさまざまな意匠があり、おめでたい柄をモチーフにすることも多いもの。「つけ麺 すする」では、衰えぬ繁栄を意味する松に、勇ましく武威を象徴する鷹のデザインが施されていました。
週替わりで飾られる「TRADMAN’S BONSAI」の盆栽
盆栽が庶民の間でもブームとなったのは江戸時代頃。最近では海外で愛好家も増え、輸出額はここ数年うなぎのぼりになっているとか。
「TRADMAN’S BONSAI」は、日本の伝統文化である盆栽を世界に伝えるというミッションのもと、2015年に結成。若者を含む幅広い世代に盆栽の魅力を知ってもらおうと活動しています。
「つけ麺 すする」では、「TRADMAN’S BONSAI」のリースサービスを受けており、週替わりでその時期にぴったりな盆栽をディスプレイ。普段はなかなか触れる機会のない、日本の伝統芸術を気軽に楽しむことができます。
店内を流れるジャズや懐かしの洋楽
そして店内をこだわりの「音」で演出。真空管アンプからOjasのスピーカーへと流れる音楽は、ジャズや懐かしの洋楽を中心にセレクトしています。
落ち着きのあるシックな雰囲気に仕上げた内装は、グレーを基調としたモルタル仕上げ。ラーメン店らしさは残しつつ、おしゃれで洗練された雰囲気も感じさせる店内です。
人気No.1である「濃厚魚介つけ麺」をいただきます
初めての来店なので、「つけ麺 すする」イチオシの「濃厚魚介つけ麺」を注文。麺は少なめで味玉をトッピングしてもらいました。
私がうかがった時、麺少なめなので「海苔」か「メンマ」を増量できます、ということだったので「海苔」を増量。麺の見た目はまるで稲庭うどんのようにツヤツヤ、キラキラです。
三河屋製麺特注のオリジナル麺
麺は中太麺でストレート。三河屋製麺と100通り以上の試作を繰り返し、共同開発した国産小麦100%の麺なのだそうです。
食感・喉越しを良くするために麺の長さを通常より長くし、もっちりとつるっとしたオリジナルのもの。まずはそのまま麺本来の味を楽しんでとのことだったのでそのまま頂いてみました。
弾力があり、小麦のうま味がしっかり感じられる味わい。続いてつけ汁に浸していただいてみます。
豚・鶏・香味野菜で煮込んだスープに魚介スープをブレンド
豚・鶏の厳選した部位と数種類の香味野菜を12時間強火で煮込んで作った濃厚スープ。これに鯖節・宗田節・日高昆布から丁寧に抽出した魚介スープと合わせて作った魚介濃厚スープが特徴です。
魚介系のずっしりとしたパンチのある味わい。とろみがあり、こってりとしたスープは少し甘さも感じられ、くせになります。
合間で柚子の爽やかな香りが感じられて、重いけど意外にするすると行けてしまう危険なおいしさ。
途中で「柚子酢」を投入して味変を
お店のおススメは、「柚子酢」や自家製「奇跡のラー油」を途中で投入して味変すること。しかし、麺を小盛にしてしまったので「奇跡のラー油」までたどり着けず・・・。
「柚子酢」を入れることでさらに爽やかさが加わり、つるんと完食してしまいました。
最後はスープ割りで1滴のこらず「すすり」ます
残ったつけ汁はスープ割りにしてすべていただきました。しっかりとパンチはあるものの、クセがないので最後までおいしくいただけるのが「つけ麺 すする」のつけ麺。
おしゃれな空間は女性1人でも入れる雰囲気なので、ついつい通いつめちゃう人も多いのではないでしょうか。
後日、汁ありの「特製濃厚魚介らーめん」もいただいてみました
つけ麺専門店といいつつも汁ありのラーメンも提供している「つけ麺 すする」。「特製濃厚魚介らーめん」を2度目の来店でいただいてみました。
こちらも濃厚、トロトロのスープです。ネギと水菜を合わせた“水菜白髪ねぎ”トッピングを増量しています。
味玉や太切りめんまに「レアチャーシュー」「チャーシュー」「ほろほろに煮たとろ肉」3種類の豪華盛り合わせ。なかなかのガツンと系です。
汁ありのラーメンもずっしりとした濃厚系ですが、柚子の爽やかさに後押しされてするすると完食。またぜひ訪れたいラーメン店の一つとなってしまいました。
↓「つけ麺 すする」の場所はこちらになります。