【目黒区】武蔵小山の「入間(いるま)湯」が70年以上の歴史に幕!10月10日(日)で閉店です
武蔵小山駅から徒歩約5分、平和通りから少し入ったところにある銭湯「入間湯」が2021年10月10日(日)をもって閉店してしまいました。
入間湯は4世代70年以上続くレトロなたたずまいの銭湯。洗い場は男女とも30人が一度に利用できる広さでした。
ここの名物は軟水スチームサウナで、入浴料金のみで利用できるのがサウナーから最も支持を集めてきたポイント。(参考元:目黒区浴場組合のホームページより)
仕事帰りやスポーツ帰りにここでひと汗流して、居酒屋で軽く一杯を楽しみにされてきた方も多いのでは?
カラフルな色使いと鶴のタイル絵が特徴だった「入間湯」
銭湯の壁絵といえば富士山が定番ですが、こちらは鶴の絵が描かれているのが特徴的です。そして、アーチ状になった天井はなんとレインボーカラー!
カラフルで明るい色使いがユニークでした。脱衣所も天井には八角形に組まれた木、壁には宇宙の絵、そしてロビーには平安絵巻のような美人画が飾られているというココならではの内装&インテリア。
いつもきれいに掃除され、清潔感あふれる銭湯として地元から親しまれていました。
武蔵小山駅周辺は銭湯の激戦区!?だった
武蔵小山で最も有名な銭湯といえば、品川区側にある“清水湯”でしょうか。私も行ったことがありますが、黒湯と黄金の湯の2種類の天然温泉が湧き、銭湯の中は大都会のど真ん中とは思えないようなリゾート感たっぷり。
武蔵小山温泉「スタッフ募集」笑顔の美しい温泉美女! https://t.co/01do9Pqd6O @shimizuyuonsenより #銭湯 #温泉 #アルバイト pic.twitter.com/nGKFWaN70J
— 武蔵小山温泉・清水湯 (@shimizuyuonsen) March 2, 2021
お値段は銭湯価格ですが、かけ流しの温泉に入れること、露天風呂もあります。
そして、目黒区側にはもう一つ、平和通り商店街に「月光泉」があります。
月光泉もアーチ状の天井にパステルカラーがレインボー状に塗られた明るい雰囲気の銭湯となっています。
SNSのコメントなどを拝見していると、皆さん、最終日にお邪魔して別れを惜しんだ様子。古き良き時代の銭湯がまたひとつ、幕を下ろしたのはとても残念なことですね。
↓目黒本町「入間湯」があった場所はこちらです
↓目黒本町にもう一つある銭湯「月光泉」はこちらの場所です
↓武蔵小山・品川区側にある「清水湯」はこちらの場所です