【目黒区】「自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ」は、グランドスラムで戦える選手を輩出するテニスの名門校
目黒区八雲にある日本プロテニス協会公認スクール「自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ」は名門中の名門!開校は1982年で2022年には40周年を迎える老舗のスクールです。
運営は株式会社クリヤマスポーツプロモーションズ。代表を務める栗山雅則さんは、自由が丘の無料コミュニティバス「サンクスネイチャーバスを走らす会」代表理事でもあります。
世界に羽ばたくプロテニス選手を輩出。お子さんにテニスを本格的に学ばせるなら「自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ」でという方も多くいらっしゃいます。
今回は「自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ」の支配人である椎名史人さんに密着取材!人生の楽しみとしてプレイを続けている方から、トップクラスのプレーヤーまで、テニス文化をけん引してきたといっても過言ではないスクールの魅力をしっかりお伝えしたいと思います。
「自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ」のすごい歴史をダイジェストに
「自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ」は、校長である栗山さんが「グランドスラムで世界と互角に戦える優秀なプロテニスプレーヤーを育成する」「テニスプレーヤーのすそ野を広げ、テニスに親しむ文化を育てる」という目標を掲げ、生徒の育成に取り組んできたテニススクール。
1982年開校以来、トップクラスのプレーヤーを育てるだけではなく、テニスのある人生を楽しむという身近な要望まで幅広く、きめ細やかに対応してきました。
1985年には横浜校、1988年には東武有明インドアテニススタジオ内でもテニススクールを開校(現在は閉校)。2004年に有明テニスの森公園内に「有明ジュニアテニスアカデミー」を開校するなど、テニス人口のすそ野を広げる活動を続けてきました。
世界で活躍できるテニスプレイヤーの発掘・育成プロジェクト“TEAM自由が丘”の中心的な存在として推進
”TEAM自由が丘”のプロジェクトが2005年にスタートするきっかけとなったのは、当時「自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ」に所属していた田中真梨選手がプロ転向を希望するものの、スポンサー獲得に難航していたことです。
当時高校生だった田中さんはインターハイで2連覇するなど華々しい成績を収めていたものの、支援を得ることは容易なものではなかったとか。そこで校長である栗山さんが発起人となり、自由が丘エリアのテニスファンや地元企業に支援を募り、賛同したメンバーがサポーターとなり、”TEAM自由が丘”のプロジェクトが発足しました。
プロジェクトでは有望な若手プレーヤーを3年間、遠征費や大会エントリー費用、コーチ費用などを応援する仕組み。選手は懇親会やテニス普及イベントなどに参加するなど、双方向のコミュニケーションを行うことで“顔の見える”関係を築くことが条件になっています。
発足のきっかけとなった田中真梨さんは、2015年の引退まで全日本選手権優勝など10年に及ぶプロ生活を送ることができたそうです。そしてその2期生となったのが現在注目を集めているプロテニスプレーヤーである土居美咲選手。
支援3年目で全日本選手権を制し、2010年からは戦う舞台を世界へ広げ、全豪オープンシングルス予選に出場してグランドスラム大会予選に初挑戦するなどメキメキと頭角を現しました。
2016年にはウィンブルドンベスト16、リオ五輪に出場。2021年には東京オリンピック2020に出場。女子シングルス世界ランキング現在93位(最高位30位)と世界で活躍しています。
2021年4月現在は6期生となる西郷里奈選手を支援中。ジェネラルアドバイザーとして元プロテニスプレーヤー・伊達公子さんが就任しています。
”TEAM自由が丘”の活動趣旨に賛同する方ならどなたでも加入可能で、年会費は1口1万円。世界に通用する若手テニスプレーヤー育成の夢をぜひ託してみませんか?
親子代々通い続ける方も多い「自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ」
30年以上も通い続けているという方も少なくない「自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ」。取材でお邪魔した日もお孫さんをスクールへ連れていらっしゃったという方にお会いしました。
親子2代続けて選手クラスという方もいらっしゃれば、生涯テニスを楽しみ続けたいという方もいて、世界へ羽ばたくプロ選手育成だけではなく、”テニス文化のすそ野を広げる”というもう一つの目標もしっかりと達成していることがわかります。
錦織圭選手や大坂なおみ選手の活躍により、テニス人気は高まるばかり。
椎名さんに伺ったところ、コロナ禍でソーシャルディスタンスを保ちながら楽しめるスポーツとして、ゴルフに並びテニスを楽しむ方は増えているそうですよ。
「自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ」は、生徒と共にコーチも成長していくスタイル
どのテニススクールでも指導要綱としてマニュアルを作り、そのガイドラインに沿ったレッスンを行っていると思います。もちろんある程度“こう指導すれば、こんな風に伸びる”というのはあるとは思いますが、運動能力や理解力は人それぞれ。
ゆっくり成長していく人もいれば、すぐにできるようになる人も。『この人にはこんな教え方があっているかもしれない』と思ったら実践してみることもあると椎名コーチ。
マニュアル通りの堅苦しい教え方ではなく、コーチの個性やスタイルを尊重することもあるそうです。
『そういう意味で生徒とコーチの距離が近く、一緒に共に成長していくという学び方が出来るのが「自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ」の特徴であり、大勢の方に支持されているポイントなのかもしれません』とおっしゃっていました。
「自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ」の凄いトコをもう一つ、スクール内に接骨院併設
「自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ」のもう一つの特徴は、スクール内に「JITC接骨院」を併設していること。スポーツトレーナーとして体のメンテナンスやコンディショニングを行うスタッフを10年以上前から常駐させています。
接骨院はテニスコートを見渡せる位置にあるので、実際にプレイしている姿を見て、トレーニングやケアのアドバイスもすることもあるそうです。
ケガを予防することもできますし、強化した方がいいトレーニング、試合や大会前のコンディショニングにも役立ちます。
プロ選手を輩出しているスクールならではのサービスですね。
テニスはパワーだけじゃない!長く楽しみ続けることができる魅力的な生涯スポーツ
「自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ」ではもちろんプロ育成にも力を入れていますが、ラケットを握ったことがないという方でも楽しくテニスを始められるような初心者向けクラス、ラリーを楽しみたい方のクラスなど幅広いニーズに応えるクラスを用意しています。
ジュニア向けは運動量多めですが、一般の方向けクラスは抑えめなど、体力や年齢に合わせた強度にも気を配っているそうです。
プロテニスプレーヤーの試合を見ていると、体力やパワーがないとできないと思いがちですが、テニスは“力”ではないと椎名さん。むしろ小さいお子さんなどでラケットを振る力がない頃の方がフォームが美しいとおっしゃっていました。
上達するほど無駄がなく動けるようになるので、年齢を重ねた方でも十分楽しめるとか。確かに上皇様・上皇后様もテニスを楽しまれる姿をよく拝見してきました。
年齢や体力に合った楽しみ方ができる。そして趣味を同じくする方とのコミュニケーションを楽しめる。テニスの魅力を目黒の地から発信し続けている「自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ」の存在は、これからも輝き続けていくことでしょう。
最後に椎名支配人のプロフィールをご紹介!
今回、スクールの魅力を紹介してくれた椎名支配人。日本テニス事業協会認定シニアテニスプロデューサー、日本プロテニス協会(JPTA)プロフェッショナル3、米国プロテニス協会(USPTA)プロフェッショナル3の資格をお持ちです。
「自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ」との縁は学生時代から。アルバイトとしてスクールに勤め始めたのが1997年頃です。
大学卒業後は別の会社に就職するなど、一時離れた時期もあったそうですが、2016年から古巣に戻り、現在は支配人として一般クラスを主に受け持っています。
最後に椎名さんからのお願いです。「自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ」の周りは静かな住宅街。道路幅も狭いため、車で来校される場合は必ず駐車場に停めるようにお願いします。
コートの脇に一時駐車してテニスレッスンの様子を見ている方もいらっしゃいますが、他の通行の妨げとなりますので、絶対になさらないようお願いします。
「サンクスネイチャーバス」の八雲ルートを利用するのもおすすめ。自由が丘駅正面口から約19分で到着します。
「自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ」では体験レッスンを随時実施しています。興味を持たれた方はぜひ問い合わせてみましょう。
椎名さん以外にも実力派のコーチ陣が多数在籍していますので、テニス経験者はもちろん、未経験者も安心してレッスンを受けられますね。