【目黒区】アートをより身近に!目黒区美術館で前田家の近代美術コレクション展開催

目黒区美術館

「目黒区美術館」は、1987年に開館した地域に根差した小規模な美術館です。「近代から現代にいたる日本美術の流れを体系的に理解できるコレクション」を目指し、約250名の作家と約2,000点の作品を所蔵しています。

場所はJR山手線・東急目黒線「目黒駅」から徒歩約10分。目黒区民センターに隣接しています。

目黒区民ギャラリー

美術館にはアート活動を応援する有料の貸出スペース「区民ギャラリー」があり、区民以外でも絵画、彫刻、書、工芸、立体、映像など美術に関する展覧会を開催することが可能です。

目黒美術館はアート教育普及活動にも力を入れており、体験を重視したワークショップ活動を積極的に展開してきました。

2021年1月31日までは「視ることの楽しみ 画材と素材の引き出し美術展」を開催。キャスター付き木製箱の引き出しに収蔵されている、絵具の原料や国内外の画材、紙・木・金属などの素材を実物展示していました。

「画材の引き出し博物館」

普段なかなか目にすることのない、美術作品を作り上げる道具が時代ごと、素材ごとにずらりと展示されている様子は圧巻。このコレクションが無料で見ることができるのはかなり貴重な体験でした。

旧加賀藩前田家第16代当主である利為(としなり)のコレクション展示がスタート

前田利為コレクション展示がスタート

“加賀百万石”を築いた加賀藩。江戸時代に加賀、能登、越中国のほとんどと近江国の一部を領有し、金沢の名所である兼六園を造営したことでも知られています。

その前田家16代当主である前田利為は、大名出身の華族であり、軍人として4度のヨーロッパ赴任を経験。美術館設立を視野に入れ、公務の合間に数々の美術品を収集していたそうです。

その前田利為が愛した近代美術コレクションを展示する前田利為 春雨に真珠をみた人」が2021年2月13日(土)から目黒区美術館でスタート

チラシの解説によると、タイトルの「春雨に真珠をみた人」とは、前田利為が蜘蛛の巣に宿る雨粒を写真に収め、アルバム台紙に「綾真珠」と記載したことに由来するとか。

繊細かつ高い美意識で集められた作品の数々、本邦初公開の作品も含めて展示される貴重な機会です。また、旧前田家本邸(目黒区駒場公園内)での優雅な暮らしを偲ばせる作品や資料も併せて紹介されています。

ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

前田家の近代美術コレクション展覧会概要

開催期間:2021年2月13日(土)~3月21日(日)
開催場所:目黒区美術館
開館時間:10時~18時(入館17時30分まで)
休館日:月曜日
入館料:一般800円/大高生・65歳以上600円/中学生以下無料
※20名以上の団体、目黒区在住・在勤・在学の場合は割引あり
※障がいのある方とその付き添い者は1名まで無料

★目黒区美術館が再開発で揺れています★ 

【目黒区】どうなる?目黒区美術館・区民センターをふくめた大規模再開発の行方

目黒区美術館の場所はこちらになります

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