【目黒区】都立大学のパン屋さん「満寿屋商店 東京本店」が2月28日で閉店
東急東横線・都立大学駅から徒歩約5分、目黒通り沿いに面したところにある北海道の十勝にある老舗ベーカリー「満寿屋商店 東京本店」が、2021年2月28日(日)で閉店することがわかりました。
自由ケ丘駅北口の「東急フードショースライス」内にあった「満寿屋商店 自由が丘店」は、一足早く2021年1月11日に閉店しています。
2016年11月に都立大学に初出店して以来、地元から愛されてきたお店だけにとても残念です。
十勝産小麦100%にこだわった帯広では超有名店
帯広にある「満寿屋商店」は創業1950年の老舗のベーカリー。実は十勝、小麦の栽培地として日本一の生産量を誇るものの、そのほとんどが“うどん”として使われています。
一方パンに使われている小麦は外国産ばかり。そこで「十勝で作られた小麦を使ったパンをつくりたい」、という地産地消を目指したパン作りに挑戦したのがお店の始まりだったそうです。
北海道産の貴重な小麦でつくられる「満寿屋商店」のパンは、東京にいながら北の大地の恵を身近に感じられるおいしさでした。
サクサク揚げたてのカレーパンは具材の存在感が魅力
お店で揚げたてのカレーパンを購入。
中のカレーフィリングにはひよこ豆も入っていました。辛さは控えめで具材の存在感が感じられ、食べ応えがあります。
メロンパンも外側のビスケット生地はサクサク、中はしっとりで甘さ控えめ。小麦のおいしさがしっかり味わえます。
この味が東京で楽しめなくなってしまうのはとても残念ですね。