【目黒区】お得なランチセットは売り切れ!それでも「山久(さんきゅう)」のお蕎麦が食べたくて覚悟の行列

自由が丘で女性に人気のお蕎麦屋さん「山久」

自由が丘と聞くと「スイーツの街」という印象が強いかもしれません。確かにカジュアルにランチで和食を食べられるお店が少ないと私自身も感じていました。

そんな中でみつけたのが「山久(さんきゅう)」です。こちらのランチはお蕎麦に日替わりのお稲荷さん、ミニ小鉢のおかずが3種類、ミニスイーツがセットになったお得プライス!

山久のランチは内容がよくコスパ最高

おいしいものを少しずつ、バランスよくいただけるのが魅力で、連日行列が絶えないお店のひとつです。特に女性からの人気が高く、私もお1人様ランチをよくここでします。

「山久」の店構えは渋め、店内は民芸調の明るいインテリア

山久の外観は蔵のような渋い造り

山久の外観は蔵のような落ち着いた渋い印象ですが、店内は赤を基調とした民芸調のインテリア。季節ごとにディスプレイを変えて、訪れるたびに目を楽しませてくれます。

コロナ禍でなかなか店内飲食が厳しい状況の中、自由が丘でスタートした#自由が丘エール飯。山久でも15時過ぎからテイクアウト販売が行われるようになりました。

ランチセットで人気の自家製胡麻豆腐やかぼちゃの黒ごま和えの他、お店では食べられないような助六蕎麦寿司もあります。これはちょっと見逃せませんね。

実はこちらのかぼちゃの黒ごま和えがあまりにもおいしすぎて、自宅で再現したことがあります(お味は遠く及びませんでしたが・・・)。

土曜の13時30分過ぎ、さすがにランチは売り切れ!

土曜の遅い午後は山久ランチは売り切れ

ランチには遅すぎる13時30分過ぎ。私たちの前に3~4組ほど並んでいました。それでもすでにお蕎麦の気分になっていたため、めげずに並びます。

すると店内から花番(お蕎麦屋さんの店員)さんが出てきて『ランチセット売り切れました!どうしますか?』の声が。行列する人々の間に静かな落胆の空気が流れます。

『普通のお蕎麦メニューと天使のえびの天ぷらはできます!』と聞き、行列に再びやる気のような空気が充満します。私たちを含め皆さん、なんとしても蕎麦が食べたい様子です。

通常のお蕎麦メニューにプラス天使のえび天ぷらでしょう

ランチタイム終了は14時。間に合うのでしょうか。そんなハラハラドキドキの中、ギリギリで入店できました。同行者はやぶせいろに天使のえび天ぷら。

山久のもり蕎麦

私は辛味大根そばに天使のえび天ぷらです。

山久の辛味大根そば

山久のお蕎麦は「やぶそば」か「田舎そば」の2種類。そば粉は季節により変わる場合があるようです。私が以前お邪魔した時は『本日は北海道産の新そばです』といわれたことがありました。

こちらのお蕎麦は太さがバラバラでコシは強め。食べた時の食感が楽しめるところが気に入っています。

辛味大根は以前、長野で食べたものがあまりにもおいしくて、メニューにあるとつい頼んでしまいます。以前、ランチセットの+辛味大根でいただいたときもおいしかったので迷わず注文しました。

大根のおろし方は粗めでシャキシャキとした食感も楽しめます。ほどよい辛さがツーンと鼻の奥に抜け、お蕎麦の風味も抜群です。並んだ甲斐があった。

いつもランチセットを頼んでしまうので、お蕎麦の量が少なめでした。今回、お蕎麦メインのメニューを頂いてみて、あらためて山久のお蕎麦はおいしいと実感できました。

天使のえび天ぷらは有頭・おミソも楽しめます

天使のえび天ぷらは塩を付けてもおいしい

“天使のえび”とは、パラダイス・プローンという品種のえびです。殻が薄いのでそのまま食べられるのが特徴。

頭の部分にエビ味噌が入っているので、そのままいただくのが最高においしいと聞いています。山久では2種類のお塩を用意。

一つは梅塩でもう一つは黒七味。でも最初は何もつけずにそのまま頭からパクリといきます。

とろ~りと甘いお味噌の風味が最高。殻のパリパリ感もグッドです。ごま油の香りがさらに食欲をそそります。

ついついお得なランチセットを頼んでしまいますが、お蕎麦メニューもおいしくいただきました。新そばの季節が楽しみです。

皆さんもぜひ、自由が丘にお越しの際は「山久」のお蕎麦を楽しんでみてはいかがでしょうか。

★残念・・・「山久(さんきゅう)」が閉店してしまいました★

【目黒区】最後にもう一度食べたかった。自由が丘で人気のお蕎麦屋さん「山久(さんきゅう)」が2022年12月31日で閉店

「山久(さんきゅう)」店舗情報

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