【目黒区】コロナ禍でカクテル作りにハマってしまった男子と行く、中目黒のジントニック専門店「Antonic(アントニック)」
コロナ禍で巣ごもりが続き、いろいろな趣味にハマる人がいます。キャンプやガーデニング、お部屋の断捨離や模様替えなどなど。
私は一時期休んでいたヘンプ編みを引っ張りだして、ミサンガやネックレス、小さなバッグなど目をしょぼつかせながら夜なべしたりしました。
飲み仲間のSさんはなんとカクテルづくりにハマり、カクテル道具一式そろえ、夜長シェイカーを振る日々だった様子。そんなSさんのリクエストで中目黒にあるジントニック専門店「Antonic(アントニック)」へ3名で訪問することにしました。
まずは腹ごしらえをするために中目黒「初場所」へ。
ほどほどに酔いも回ったところでいざ「Antonic(アントニック)」に向かいます。
「Antonic(アントニック)」は2020年10月にオープン、ジンの飲み比べも可能!
「Antonic(アントニック)」は、2020年10月にオープンした日本発のジントニック専門店です。店内には世界各国から集めたジンがずらり!
最近注目されている国内のクラフトジンもラインナップしています。2022年1月からは、3,500円(税込)で90分、ジンの飲み比べし放題という太っ腹メニューを定番に。
【目黒区】中目黒のジントニック専門店「Antonic(アントニック)」で自分好みの味に出会う!飲み比べし放題メニューが1月11日(火)からスタート
私たちが訪れた際も、この飲み比べし放題はいかがですかとお店の方から声をかけていただいたのですが、みんな自宅まで無事にたどり着ける自信がないので、今回は注文しませんでした。
「Antonic(アントニック)」の注文はとってもシンプル、メニューはInstagramでチェック
「Antonic(アントニック)」には、お店の公式Instagramとは別に、メニュー専門のInstagramがあります。
気になるジンを見つけたら、画像をクリックすると詳しい説明が書いてあるという仕組み。
さすがにカクテル男子、Sさんはジンにも詳しくいろいろ解説してくれます。
訪問した日は「MOON(ムーン)」というベルギーのジンがおすすめしていました。こちら、ボタニカル(ジュニパーベリー、レモンピール、オレンジピール、ペッパー、リコリス、ローズマリーなど)と一緒に月の隕石(NWA 8277 Lunar)を漬け込み、蒸留したスペシャルなクラフトジンとあります。
神秘的なパワーを与えられた特別なジンということでしょうか。もう一人の同行者Hさんがこちらにチャレンジ。
ジュニパーベリー他のスパイシーなトーンと、オレンジやレモンのフルーティな香り、リコリスの甘味。香りはどちらかといえば強い方でしょうか。
月旅行気分が味わえそうな一杯ですね。
今日はオレンジな気分!?国産クラフトジン「桜尾 ネーブルオレンジ」を注文
私は「桜尾 ネーブルオレンジ」を1杯目に注文。「初場所」でもなぜか清美みかん酎を飲んだのですが、ここでもやっぱりオレンジに心惹かれてしまいました。幸福感が足りてない!?
というのも、オレンジの精油には心をアップリフト(高揚感)し、温かな気持ちにしてくれる(炬燵でみかんを食べる幸せ!?)といわれています。もしかすると、思っている以上に疲れているのかもしれません。
「桜尾」は広島県廿日市市桜尾にある蒸留所、株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリーが作っている国産クラフトジンです。「桜尾 ネーブルオレンジ」は、広島産のレモンや柚子など14種類のボタニカルに、広島県産ネーブルオレンジのフレッシュな甘みをプラスしたジンリキュール。
ジン初心者の方でも飲みやすい味にまとまっています。ジュニパーベリーや黒文字、木の芽、シソ、山葵など、和の素材もたくさん使われており、日本人の舌に心地よく響く、なじみのある香りが楽しめました。
そして2杯目に頼んだのが、フランスの「NOUAISON GIN RESERVE(ノエゾンジン レゼルバ)」です。
100%葡萄スピリッツベースに、ボタニカルとニュアンス付けにサンダルウッドやベチバー(イネ科のハーブで香水などの保留剤としてよく使われる)を使ってあるとあります。
サンダルウッドもベチバーも、アロマテラピーではよく使います。いったいどんな味になるのか興味津々です。
6ヶ月間コニャック樽で熟成したという複雑な味わい。思ったよりもフルーティで飲みやすく、追いかけるようにウッディなトーンが追いかけてきます。なかなか新鮮。
カクテル男子はスコットランドのユニークなジン「ヘンドリックス」を注文
カクテル男子が選んだのは、ウイスキーの名品グレンフィディックを製造するウィリアムグラント&サンズ社が手がけたスコットランドのジン「ヘンドリックス」。
カーターヘッドスチルとベネットスチルという2つの単式蒸溜器を使い、11種類のボタニカルを漬け込み、蒸溜、ブレンドするという一般的なジンとは異なる独自製法でつくられているそうです。
ブルガリアローズのエキスとキュウリのエキスをブレンドし、華やなフローラルさとフレッシュ感が効いた唯一無二の味わいだそう。なかなかツウ好みなチョイスです。
そして、カクテル男子2杯目は京都のクラフトジン「季の美(きのび)」。
日本で初めて、ジン専門の京都蒸溜所がつくった国産クラフトジンです。英国と京都の伝統を融合させたジン。お米からつくるライススピリッツに玉露や柚子、檜、山椒など和のエッセンスを加え、唯一無二の味わいを実現しています。
通常はすべてのボタニカルをまとめて蒸溜するのですが、季の美は11種類のボタニカルを特性に応じて、ベース(礎)・シトラス(柑)・ティー(茶)・スパイス(辛)・フルーティ&フローラル(芳)・ハーバル(凛)の6つのカテゴリーに分類。それぞれ別々に蒸溜した後でブレンドするそうです。
これまでジンといえば、ボンベイ・ドライジンやビーフィーター、タンカレーぐらいしか知りませんでしたが、今では選ぶのに困るほどの種類が飲めるようになりました。
「Antonic(アントニック)」は、カウンター席・テーブル席・スタンド席があります。メニューはジントニックのみとシンプル。ノンアルコールのジンもあるので、アルコールが苦手という方でも仲間とわいわい楽しめそうです。
次回は早めの時間に訪問して、ぜひジンの飲み比べにチャレンジしてみたいと思います。
↓「Antonic(アントニック)」の場所はこちらになります。