【目黒区】私もボランティアガイドになれる!?めぐろ観光まちづくり協会「まち歩きボランティアガイド養成講座」第2回目はボランティア模擬ガイドに挑戦!

めぐろまち歩きボランティアガイド養成講座の2回目

2022年の1月に行われた「第1回 目黒観光検定」を受験し、無事合格。めぐろ観光まちづくり観光協会主催の「まち歩きボランティアガイド養成講座」を受講しました。

【目黒区】私もボランティアガイドになれる!?めぐろ観光まちづくり協会「まち歩きボランティアガイド養成講座」第1回目を受講、良いガイドになる極意とは?

1回目は10月に実施され、ボランティアガイドの心得や極意を学ぶとともに、実際にボランティアガイドと一緒にまち歩きを体験。

2回目は11月に実施され、今度は自分がボランティアガイドとしてまち歩きを実践するという内容です。

今回の講座も中目黒にある「めぐろ学校サポートセンター」で行われました。

下調べして作成したシナリオをもとに自宅でリハーサル、思うほどうまくしゃべれず動揺

めぐろ観光まちづくり協会・ボランティアガイド養成講座2回目

今回のまち歩きボランティアガイドで、私がガイドする予定の場所は「目黒区総合庁舎」と「めぐろ歴史資料館」。それぞれ、いろいろな角度からおもしろそうなトピックをダイジェストでまとめ、シナリオを作成しました。

ガイドする時間は1か所3分程度と決められています。早口にならないよう、自宅でリハーサルしますが、思うほどうまくしゃべれない・・・。

途中で質問などを受けたら、おそらくしどろもどろになってしまいそう。ベテランガイドの話術に感服することしきりです。

時間がオーバーしてしまったので、何度も書き直し、当日に挑みます。

グループごとにまち歩きに出発!最初は「中目黒八幡神社」へ

中目黒八幡神社をガイド

中目黒八幡神社

1回目のまち歩きで一緒だったグループの方々と出発。1か所目は「中目黒八幡神社」です。

こちらのガイドを選択されたAさん。初めてとは思えないほど落ち着いていらっしゃいます。

神社の由緒や境内の見所などを巧みに案内してくださいました。参加者の方から不意打ちのように質問されても慌てることなく、すらすらと答えていらっしゃる。

【目黒区】中目黒八幡神社2022年例大祭へ、初めて“江戸の里神楽”を拝見しました

しかもカンニングなしです。すごい・・・。

他の参加者の方々も関心されていました。

2か所目は「目黒区総合庁舎」、見どころ満載で3名のガイドが連携しながら案内

目黒区総合庁舎をガイド

目黒区総合庁舎

続いて訪れたのが「目黒区総合庁舎」です。こちらは私を含め、3名の方がガイド先に選択。

村野藤吾さんが手がけた建物は見どころ満載です。1人目は先ほど中目黒八幡神社を巧みにガイドしたAさん。

そして2人目は女性のBさんです。

玄関から入口ホールを抜け、螺旋階段へとガイドをバトンタッチしながらスムーズに進みます。私はしんがりを務めたので、皆さんが触れなかったところをちゃっかりご紹介。

村野さんが建物を設計する際にこだわったポイントや屋上の庭園などをガイドしました。同じ場所をガイドする場合でも3人3様、着眼点が異なるのが面白かったです。

3か所目は「正覚寺」へ、歌舞伎の演目と縁が深いスポットが多い目黒区

「正覚寺」は1619年(元和5年)に、日栄上人により開山された日蓮宗のお寺。碑文谷法華寺(現在の円融寺)の末寺として創建されました。

正覚寺の境内で最も目を引くのは三沢初子さんの像。伊達家三代目藩主綱宗のご側室でした。

初子さんは正覚寺の帰依により、寺門繁栄に貢献。鬼子母神堂では初子さんが祈念したとされる安産・子育ての神様、開運子安鬼子母神が祀られています。

こちらのガイドを担当されたCさん。熱のこもった案内で参加者を惹きつけます。

少し時間オーバーしてしまいましたが、初子さんのお墓へも案内くださいました。

4か所目は「目黒川船入場」、目黒区の治水を支えるポイントを解説

目黒川船入場をガイド

目黒川船入場

目黒川船入場は正覚寺をガイドされたCさん、目黒区総合庁舎をガイドされたBさんが担当。

Cさんは環境問題に詳しい方で、目黒川を流れる水は新宿区落合にある落合水再生センターできちんと処理された高度処理水等によるものだというトリビアを披露されていました。

BさんもCさんの後を引き続ぎ、補完しつつ、巧みにガイド。皆さん、本当にすごいと関心しきりです。

ラストは私がガイドする「めぐろ歴史資料館」、富士講にフューチャーしてご案内しました

めぐろ歴史資料館をガイド

最後は再び私がガイドです。「めぐろ歴史資料館」にうかがいました。

皆さん、富士講のことはあまりご存じではなかったようで、興味深く展示をご覧になっています。

【目黒区】なぜ目黒は人を惹きつける?「めぐろ歴史資料館」で旧石器時代から近代までの目黒の暮らしをたどる

鎌倉時代に活躍された目黒氏や碑文谷氏、江戸時代に名産となったタケノコなど、目黒の知られざる歴史はなかなか面白いものがあります。ボランティアガイドとして付き添っていただいた米本さんにフォローいただきながら、なんとか終了。

ホッとしました。

グループごとにボランティアガイド体験や講座の振り返り!皆さん「伝える」面白さを実感

まち歩きボランティアガイド体験実習

ボランティアガイド体験実習を終了し、「めぐろ学校サポートセンター」に戻ります。

この後、グループごとに意見交換し、今回のガイド体験の振り返りと講座を受講しての感想をまとめます。

私たちのグループは特に交通量や通行量が多い街中をどのように安全に誘導するか、その難しさを実感された方が多かったようです。

他のグループの方もおっしゃっていましたが、ボランティアガイドを務める人の視点や着眼点がそれぞれ違い、知らなかったこと・知りたかったことなどをわかりやすく案内してもらったのがとても興味深かったという意見が多かったように思います。

皆さん、目黒という街の魅力を生き生きと語り、自分のことばで一生懸命伝えてくださいました。そして、ガイドすることで自分でも新しい発見や感動があり、やりがいを実感。

古くから碑文谷で暮らしてきた同じグループのCさんは、今では失われてしまった昔の姿やスポットについて、若い方にもっと知ってもらいたいとおっしゃっていたのが印象的です。

最後に「修了証」を授与、さらなるステップアップを目指し「ボランティアガイドレベルアップ講習」も

めぐろボランティアガイド研修・修了書の授与

講座の一番最後にめぐろ観光まちづくり協会の石田裕容事務局長より、修了書の授与。

今回の講座は最初の第一歩にしかすぎません。これからさらなる研鑽や経験を積み、ボランティアガイドとしてのキャリアをスタートしていくことになります。

ボランティアガイド養成講座修了書

この後、講座受講者を対象に「ボランティアガイドレベルアップ講習」が12月15日(木)に行われました。私は参加できませんでしたが、2023年2月3日(金)の2回目に申し込みをしました。

この時の様子についてはまたこちらでもお知らせしたいと思います。

目黒区で暮らしている方にとって、目の前にある日常ががらりと変わる興味深い発見がたくさんあります。皆さんもぜひボランティアガイドとともに巡る「めぐろまち歩き」に参加してみてはいかがでしょうか。

めぐろ観光まちづくり協会では、希望される方向けにボランティアガイドを派遣しています。そちらも併せて楽しんでみてくださいね。

もちろん今後もボランティアガイドを募集していくとのことなので、興味のある方はぜひめぐろ観光まちづくり協会のホームページをこまめにチェックしてください。

■取材協力
めぐろ観光まちづくり協会

↓「めぐろ学校サポートセンター」の場所はこちらになります。

 

↓「めぐろ観光まちづくり協会」の場所は中目黒GTビルの地下1階になります

 

Chikuwa

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