【目黒区】目黒の権之助坂沿いにある老舗ライブハウス「目黒鹿鳴館」がビルの老朽化にともない、2024年1月で退去に
現在目黒区内ではあちこちで再開発が進んでいます。久しぶりに目黒通り沿いをぶらぶらしていたら、ビルの建替えをたくさんみかけました。
ライブハウスとして大勢のアーティストたちを輩出してきた「目黒鹿鳴館」が入っているビルも老朽化のため、建替えとなるそうです。
このため、「目黒鹿鳴館」がこの場所で営業するのは、2024年1月までとの発表がありました。
「目黒鹿鳴館」といえば“BABYMETALの聖地”として有名なライブハウス
「目黒鹿鳴館」は1980年にオープン。その後、43年間に渡り、ロックを中心にアマチュアバンドがアツいライブを繰り広げてきました。
初期の頃は「米米クラブ」「THE MODS」「NOVELA」が活動拠点に。その後、ジャパニーズ・メタル全盛期を迎えた後、インディーズ・ロックなどここで演奏するアーティストたちの顔触れは時代と共に変化していきます。
そして、ビジュアル系時代には「LUNA SEA」「GLAY」などがここを足掛かりにメジャーデビュー。「X JAPAN」もここで演奏したことで知られています。
最近では大人気の「BABYMETAL」の聖地として有名でしょうか。ジャンルを問わず少しずつアイドルの出演も増えてきているそうです。
コロナ禍でライブハウス存続が危ぶまれる中、大勢のアーティストからのアツい支援を受けた「目黒鹿鳴館」
新型コロナウイルス感染症拡大を受け、大ダメージを受けたエンタメ業界。ライブハウスも人数制限や換気の問題など、通常営業ができない状態が続きました。
「目黒鹿鳴館」も厳しい経営状態の中、バンドやお客様からの支援の声があがり、支えてもらったといいます。
ようやく行動制限がなくなり、これからという時にこの場所での営業終了のお知らせはとても残念です。今後は、移転先を見つけて再オープンを考えているとのこと。
「目黒鹿鳴館」の歴史を止めず、たくさんのアーティストたちがまたのびのびと演奏できる場所を創ってくれることを願っています。
↓「目黒鹿鳴館」の場所はこちらになります。
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