【目黒区】GWは目黒通りで昔ながらのお買い物を満喫、「第11回目黒マルシェ」が4月27日(土)・28日(日)で開催されます
小さな町の商店がたくさん集まり、賑わっていた目黒通り。そのかつての賑わいを取り戻し、お子さまからご年配者までワクワクするような活気あふれる2日間を創出する「目黒マルシェ」が今年も開催されます!
場所はJR目黒駅から東急東横線・都立大学駅へ向かう目黒通りの歩道上、インテリアショップが軒を連ねる通称“家具屋(インテリア)ストリート”がその舞台です。2024年の春は4月27日(土)・28日(日)11時~17時で開催が決定しました。
★「目黒マルシェ」に行ってきました★
ここでちょっとおさらい、「目黒マルシェ」とはどんなイベント?
「目黒通りでピクニックしよう!~ STREET PICK-KNICK/ストリート ピクニック」をテーマに、地元の商店会の協力のもと地域活性イベントとして行われてきた「目黒マルシェ」。
イベントを主催するのは、元競馬場交差点付近にあるアパレルのお店「ANALOG LIGHTING」の代表である山本威史さんで、地元の方々と協力し合い、開催を続けています。
インターネットでどんなものでも買える時代になり、街中の商店へ足を運ぶ機会が失われつつある現代。そんな時だからこそ「つくり手や生産者さん」との交流の場をつくりたい!という想いから手づくりで定期的に開催している人気イベントです。
これまでの「目黒マルシェ」とその魅力とは?
第11回目の「目黒マルシェ」では「感謝祭!」がテーマ。災害が多発する日々の中で、何気なく普通に過ぎていく日常を愛おしみ、感謝する。そんな思いを込めたテーマとなっています。
コロナ禍で一時中止となったものの2022年11月、3年ぶりに規模を縮小して“小マルシェ”をテーマに復活。
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再開を待ちわびていた人たちが歩道にあふれ、いかに地元から「目黒マルシェ」が愛されてきたかを実感しました。
そして、2023年4月は「復活祭!」として本格始動。
2023年11月には“収穫祭””として開催され、出店数は100店舗超え、来場者も2万人越えという盛り上がりを見せました。
「目黒マルシェ」が人気のポイントは、全国の“てまひま”を惜しまないつくり手さんが集っていること。そして「買い物は基本現金」「商品に想いのある店主が直接販売」することで、「昔ながらのお買い物体験」ができるのが魅力です。
「マルシェ」ということばを聞くと、おしゃれで若い方がターゲットのように感じてしまいますが、店主さんとのおしゃべりを楽しみながら、現金でやり取りするレトロなスタイルがシニア世代にとっても“懐かしい”風景に。
幼い頃、お小遣いを握りしめて飴玉やガムなどを駄菓子屋さんに買いにいった、あの頃を思い出す、ワクワクとウキウキの2日間となっています。
「目黒マルシェ」は「セレクトマルシェ」という新しい切り口で、生産者やつくり手も豊かになれるイベントへ
「目黒マルシェ」の舞台となる目黒通りは交通量も多く、また歩道上で行われるゆえの苦労もたくさんあります。沿道沿いに住んでいる方を含め、地元の商店街の方々、目黒消防団の方々、目黒警察の担当の方、目黒区役所の担当の方、町会のみなさまなどの協力があってこそ、長く続けてこれているということ。
山本さんは「自分だけでなく、その周りの幸せまで気に掛けるゆとり」がある、というのが目黒らしさなのではないかとおっしゃっていました。
「目黒マルシェ」では昔からの伝統的な手法を今でも守っている生産者さん、手間を掛けて農作物や畜産業を営む生産者さんなど「にほんのほんき」をセレクトした「セレクトマルシェ」という新しい切り口のマルシェにバージョンアップし、今後も展開していく予定。
また、イベントを通じて手間をかけてものづくりをする全国の生産者さん、つくり手さんの豊かになる社会づくりを目指したいとおっしゃっていました。
「目黒マルシェ」では今後、新たな場所、目黒駅近くのMEGRO MARC(目黒マーク)で月1回の定期開催も行います。こちらのマルシェも「買い物は基本現金交換」「つくり手さんの想いを聞きながら対面するお買い物」「てまひまを惜しまない生産者さんが出店」をテーマに、全国から農家さんや、生産者さんが集まります。
「目黒マルシェ」を通じて街と人と思いが繋がる、そんなありふれているけれど素敵な日常に感謝し、参加することで私たちもお手伝いできたらと思いました。
「第11回目黒マルシェ」開催概要
目黒通りの大鳥神社交差点付近~油面交差点、さらに目黒郵便局付近のお店も参加。ピクニック気分でぶらぶらと散歩しながら、インテリアショップやアパレルのお店をのぞいたり、飲食店が出すテラスで休憩したり・・・。
食べ歩きも楽しめるのでご家族そろってぜひお出かけください。
ドリンク&フード
目黒通りのお店や歩道への出店でドリンクやフードを提供。2日間だけのコーヒースタンドやワインスタンド、外国屋台のような食べ物屋さんが並びます。
お店によっては歩道にテーブルを置き、2日間だけのオープンテラスを開催するところも。地元目黒でなにか表現している方と、全国のこだわりの生産者さんが集います。
クラフト&アンティーク雑貨など
目黒通りにあるお店が軒先で蚤の市を開催。 お店の倉庫やストックヤードで眠っているお宝が並ぶことも。
歩道では自ら海外の蚤の市を周り、アンティークやブロカントを買い付けてきた方が出店。 買い付けのストーリーを聞きながら物色を楽しめます。
また、つくり手さん、職人さんによる作品も。アクセサリーから輸入雑貨、オリジナル商品、食器など、お気に入りの一品を楽しみながらぜひ発掘してみては?
特別イベント
お店の出店だけではなく、さまざまなイベントも同時開催されています。
いろいろなブースで行われるワークショップや、子どもたちが働く楽しさを体験できる「KIDNIA×キッドニア目黒」、犬や猫の保護活動を行っている方との出会いを創出する「N.I.meeting/エヌアイミーティング」などなど。
一方的にお買い物するだけではなく、自分もつくり手になる、お店の方と交流する、手づくりのホンモノに触れるなど、「目黒マルシェ」だけでしか出会えない“素敵な時間”をぜひ楽しんでくださいね。
「目黒マルシェ」を開催する2日間のうち、どちらかが雨天の場合は4月29日(月・祝)に延期する場合がありますので、お出かけ前に公式Instagramをチェックしましょう。
【開催日時】2024年4月27日(土)・28日(日) 11時~17時
※小雨決行、どちらかが雨天の場合は4月29日(月・祝)に延期の場合も
【出店店舗】100店舗以上を予定
【開催会場】目黒通り歩道(大鳥神社~清水交差点付近)
詳しくは公式Instagramをチェック≫
「目黒マルシェ」のイベント速報・2連発!
と、ここで「目黒マルシェ」山本さんからまだ未発表のニュースをこっそり、教えていただきました!
1つ目は「目黒マルシェ」とミクロネシア大使館のコラボ企画。初夏の日に、目黒通りにある大使館の一部を解放していただき、ウクレレの演奏で楽しませてくださいます。
もう1つは「田谷漆器×目黒マルシェ」のコラボレーション。石川県の伝統工芸である「輪島塗」の老舗、田谷漆器の十代目、田谷昂大(たや たかひろ)さんなどを中心とする「能登半島のスペース」が登場します。
輪島塗の販売、能登半島の日本酒を輪島塗で振る舞うなど、特別な物産展を予定しています。田谷さんは震災後、石川県の観光大使として勢力的に活動中。
「目黒マルシェ」では、今後も田谷さんの活躍及び、能登半島地震からの復興を応援していきます。
いずれのイベントも今回の「目黒マルシェ」で出店してますので、ぜひ訪れてくださいね。
■情報提供
目黒マルシェ
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