【目黒区】中目黒「ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)」が“コーヒー豆の量り売り”でパッケージフリーへ!サステナブルな取り組みを強化

オニバスコーヒー中目黒店

中目黒駅から徒歩約2分。「目黒銀座児童遊園」のすぐ脇にある「ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)」は、古い長屋だった建物を活かしてつくられたどこか懐かしい印象のお店です。

1号店は世田谷区奥沢、そして中目黒は2号店、都立大学・八雲に3号店がオープン。現在ではコーヒー豆の卸売やトレーニング、店舗オープンのコンサルティングなども手掛けています。

「ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)」は“公共バス”を意味するポルトガル語から

オニバスコーヒーの店名に込められた意味

店名につけられている“ONIBUS(オニバス)”とは、ポルトガル語で公共バスという意味だそう。語源は「万人のために」というということばからきているとか。

日常生活でバス停からバス停へ人を繋ぐバスのように、コーヒーで人と人とを繋ぎたい。そんな思いを込めて「ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)」と名付けられています。

オーナーである坂尾さんは、もともとコーヒーが苦手。しかし、バックパッカー時代にオーストラリアで出会った淹れたてのコーヒーに衝撃を受けたそう。

おいしさもそうですが、毎朝カフェへ出かけてコーヒーと共に始まるという日常に共感。帰国後カフェ修行を経て自分のお店をオープンさせたということです。

「ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)」中目黒の1階はショップとオープンカフェ

オニバスコーヒー中目黒の1階

「ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)」中目黒店の1階はコーヒー豆や、コーヒー関連グッズなどを販売するショップと、オープンエアーのベンチ席でコーヒーが飲めるエリアになっています。

2階にはテーブル席があり、窓から東急東横線の電車が走る様子が眺められてリラックスできると評判です。コーヒーメニューはとてもシンプルでハンドドリップかエスプレッソマシンで淹れたものの2択。

 

以前、メルボルンでバリスタ&焙煎士として働いていた方に取材したときに伺ったのは、コーヒーメニューにはオーストラリア独自の言い方があるということです。以下、メルボルンでのコーヒーメニュー(表記)についてちょっとご紹介。

“Filter”というのは日本でいうところのブラックコーヒーのことで、ハンドドリップで淹れたもの。“Brewed Coffe”と表記される場合もあるそうです。

“Black”はエスプレッソのことで、“Short black”や“Espresso”と表記されることも。ちなみに”Long black”というと、エスプレッソをお湯で割ったものということになるそうですよ。

“Flat White”というと、エスプレッソにスチームミルクを入れたもので、ラテはミルクの泡をさらに加えたものということを意味するそうです。

オニバスコーヒーのカフェメニューボード

「ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)」では、フィルターを通して淹れたコーヒーという意味で使っているそうです。

オーナーである坂尾さんも、オーストラリアでコーヒーの魅力を知った方、ということで、メニュー表記もオーストラリアスタイルになぞらえているのでしょうか。

「ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)」のコーヒー豆は、浅煎りが基本

オニバスコーヒー豆は浅入りが基本

「ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)」では、主に「ホンジュラス」「ルワンダ」「エチオピア」「グアテマラ」と4種類の生豆を仕入れているそうです。時には現地農園まで足を運び、生産過程や品質などを確認し、買い付けることも。

コーヒー豆は「果実」。あっさりとしてフルーティな果実味・酸味が味わえるよう、「ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)」では浅煎りがメインで中煎りまでを扱っています。

私は普段、深煎り(フレンチロースト)なので、お店で扱う比較的深めのロースト“CITY ROAST(シティーロースト)”を購入してみました。

コロナ禍でリモートワークになったため、1日中家にいる日々。毎朝のむ1杯のコーヒーに時間とお金をかけようと思い立ち、ドリップ用のポット、温度計、ハンドミルまでそろえてしまいました。

「ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)」のシティローストは、普段飲んでいる深煎りコーヒーに比べ、爽やかな印象。酸味とのバランスも良く、豊かな香りや豆の果実味が楽しめました。

普段飲んでいる深煎りとシティローストと交互に飲んでみると、コーヒー豆の選択はもちろんのこと、焙煎方法でも全然違うこと実感。どちらも甲乙つけがたく、また、体調やその日の気分によって味わいの印象が変わることを発見

コーヒーの世界って深い・・・。

サステナブルの取り組みに積極的にかかわってきた「ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)」

ここ数年でSDGsやサステナブルな取り組みへの関心が高まっています。「ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)」では以前から、環境保全に取り組む「patagonia(パタゴニア)」のユニフォームを採用する、「水・移動手段・教育の行き届かない不自由な地域」のサポートプロジェクトに寄付を行っている「MiiR(ミラー)」のマイタンブラーをオリジナルで開発するなど、さまざまな活動に取り組んできました。

各店舗から出るコーヒーカスから培養土”コーヒーソイル”は、廃棄物を資源に変えようと始まったプロジェクトのひとつ。この取り組みも、抽出後のコーヒーカスからメタンガスが発生してしまうことを解決しようと考えたものです。

コーヒー豆の量り売りをスタート

プレスリリースより

そして、2021年7月27日からは「コーヒー豆の量り売り」をスタート。パッケージフリー化を推進しています。

「ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)」では2020年より生分解性のパッケージに切り替えていますが、“使い切り”でゴミとなってしまうことには変わりません。問題解決にはもっと踏み込んだ対策が必要ということで、今回の容器持参で量り売りというサービスになったそうです。

お店に保存バッグやキャニスターなどを持参することで、10g単位からの購入が可能。さらにお値段もお安くなるとのこと。お得な上にSDGsにも貢献できるのは嬉しい試みですね。

都立大学にある「ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)」八雲店では、ロースタリー併設とのことなので、そちらもぜひ訪れてみたいと思います。

ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)」店舗情報

オニバスコーヒー中目黒店の場所

 

↓「ONIBUS COFFEE」中目黒店の場所はこちらになります

 

↓「ONIBUS COFFEE」八雲店の場所はこちらになります

プレスリリース

2021/08/10 08:11 2021/08/10 09:53
Chikuwa

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