【目黒区】東京都チャレンジショップ“創の実”にある「Azur rose Galerie(アズールロゼギャラリー)」を訪問!5月23日(火)からクラウドファンディングもスタートしています

“創の実”にオープンした「アズールロゼギャラリー」を訪問

創業にチャレンジする若手や女性リーダーを応援する東京都チャレンジショップ「創の実(そうのみ)自由が丘」。今回は現代アート作品を展示・販売するアートセレクトギャラリー「Azur rose Galerie(アズールロゼギャラリー)」を訪問してきました。

【目黒区】アートをもっと身近に、現代アート作品を展示・販売するアートセレクトギャラリー「Azur rose Galerie(アズールロゼギャラリー)」で企画展を開催

当日は額賀苑子さんの個展「Sonoko Nukaga solo exhibition かげの質量」が開催中ということで、ご本人も在廊。

額賀苑子さんとオーナー・中鉢さん

写真向かって左が額賀苑子さん、右が「アズールロゼギャラリー」:オーナーの中鉢絵巳さん

お2人から作品へ込めた想いやアートの新しい楽しみ方などもお伺いすることができました。

一方向からだけではない彫刻の表現や、相対する世界観の広がり、アートの楽しみ方を深めてくれる額賀さんの作品

かげの質量で展示された彫刻

2023年5月14日(日)~28日(日)の期間限定で開催された額賀苑子さんの個展「Sonoko Nukaga solo exhibition かげの質量」。東京藝術大学美術学部彫刻科を卒業後、東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修士課程を修めた新進気鋭のアーティストです。

作品は主に陶やテラコッタを素材としています。

額賀さんの作品

私たちが今目の前に存在していると感じているもの、見えているものは本当にそこにあるのか?そして変わらずに存在しているのか?

実は見る角度や心の在り方でまったく別のものに見えてしまう、という経験はないでしょうか。

額賀さんの彫刻作品

額賀さんの作品を見ていると、自分たちが見ている世界はみんなが感じている世界と同じではないこと。同じように見えていても、その裏側や奥にはいろいろな価値観を内包していることに気づかされます。

見る角度が変わるとまったく別の存在になる

彫刻が持つ“実存感”の強さに曖昧さや割り切れなさを含ませようと表現。空間や質量の中に歪みやズレを取り込みながら制作することで、彫刻という表現の殻を打ち破った斬新な作品となっています。

今回ご紹介いただいた以下の2作品は、額賀さんの新しいチャレンジがダイナミックに伝わってくる仕上がり。

相対する彫刻がお互いを内包している表現

よく見ると2つの作品がお互いを行き来し、内包する表現となっているのがお分かりいただけるでしょうか?

写真向かって左の作品の人物が着ているTシャツの胸元には、こちらを見ている人物が表現されています。向かって右の作品で人物がのぞき込んでいる枠には、左の作品の人物が描かれています。

額賀さんのコメントは以下の通り。

人体彫刻と鑑賞者の間にある隔たり、私は彫刻が見ている風景を知らないし、彫刻は私に見られていることすら知らない。断絶されたコミュニケーション。それでも、その厚みも終わりもない壁を越えようとしてしまう勝手な想像力について考えて制作した。

 

とのこと。これまでの彫刻の概念を超えて、新しいアートの楽しみ方を感じさせてくれる表現ですね。

額賀さんの個展は好評ということで、会期を2023年6月10日(土)19時まで延長に!

さらに、企画展開催期間中の金曜・土曜・日曜は「アズールロゼギャラリー」も19時まで延長して営業するとのこと。この機会にぜひ、足をお運びください。

アーティストたちの活躍の場を広げ、日常にアートがある暮らしを応援する「アズールロゼギャラリー」

アズールロゼギャラリーは日常にアートのある暮らしを提案

「アズールロゼギャラリー」では、今回のように期間限定で若手アーティストたちの作品展を行う他、常設で日常使いできるアートや絵画、ジュエリー、日用雑貨なども展示・販売しています。

常設で紹介している作家は約15名。暮らしのそばにいつもさりげなく置かれ、実用的に使いながらも心を豊かにしてくれるような、そんな作品ばかりです。

暮らしのそばに寄り添うアート

“アート”と聞くとつい身構えてしまったり、絵画や写真、彫刻などを飾る・鑑賞というイメージでとらえがち。でも自分らしいおしゃれを完成させるピースや食卓の一部として、もっと暮らしにさりげなく溶け込んで楽しませてくれるものなのかもしれません。

コロナ禍で外出が制限され“巣ごもり”需要という新しい消費スタイルが生まれました。手作りを楽しんだり、DIYやクラフトにハマる人も。

自分の家や部屋で長い時間を過ごすため、インテリアの模様替えやガーデニングに力を入れるようになったという方も多いことでしょう。

常設で約15名のアーティストの作品を展示販売

そんな居心地の良い家やお部屋にあともうひとひねり、自分の好きな作家さんの作品をとりいれてみてはいかがでしょうか。まずは日常使いできるアートから。

オーナーの中鉢さんがアートを身近に楽しむコツを伝授してくれますよ。

アーティストとアートのある暮らしを橋渡しする「アズールロゼギャラリー」を応援するクラウドファンディング実施中!

アズールロゼギャラリーがクラウドファンディング実施中

東京都チャレンジショップ「創の実」を利用してお店を出店する場合、原則6カ月で、最長1年間利用することができます。どの店舗でもこの期間に店舗運営のノウハウを学び、自らの力で店舗をオープンさせる実力を身に付けていくという流れです。

「アズールロゼギャラリー」では、この卒業後も店舗運営を続けていくためにキャンプファイヤーで、クラウドファンディングを実施中です。

クラウドファンディングでのリターンとして以下のようなプレミアムな特典を数量限定で用意。

  1. 額賀苑子さんの作品プラン:色味の希望を受けてもらえる
  2. 小林真理江さんの作品プラン:ご自身のペットをモチーフにした作品を製作してもらえる
  3. Pink Giraffe作品プラン:ご自身のペットを描いてもらえる、ヘンテコセカイのナナウサギ絵皿プランなど

この他、気軽に支援できるプランを月額1,000円から用意しています。

「アズールロゼギャラリー」のこれからと、若手アーティストたちが羽ばたいていくための支援に一役買いたいという方はぜひ、応援よろしくお願いします

そしてクラウドファンディングはお店の継続ということだけではなく、作家さんたちが日々生み出している作品を形として残していく美術館のような「図録」を制作したいという夢も!

アート作品は販売されてしまうと手元には残らず、いろいろな方の目に触れることがなくなってしまうのがほとんど。生み出した作家にとってもこの「図録」がつくられることはとても価値あることなのです。

そこで「黒の肖像~思考の夢」というコンセプトで、2023年9月10日(日)~24日(日)に開催を予定している林明日美×山口茉莉二人展の図録を制作予定。

リターンには、お2人の展示図録や内覧会への招待などを予定されているそうですよ。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

★「創の実 自由が丘」でチャレンジ中の「明日の庭」にもおじゃましました★

【目黒区】健やかで活き活きとした暮らしに役立つハーブ活用法を伝授。「明日の庭」は“創の実 自由が丘”のチャレンジショップです

「創の実 自由が丘」でチャレンジ中の「プチアメリ アンファン」も取材★

【目黒区】“創の実 自由が丘”チャレンジショップで頑張る「プチアメリ アンファン」、韓国を中心とした子ども服のセレクトショップです

■取材協力

Azur rosé Galerie/アズールロゼギャラリー

額賀苑子さん

↓「Azur rose Galerie(アズールロゼギャラリー)」は「創の実 自由が丘」内、こちらの場所になります。

2023/05/31 08:11 2023/06/21 09:20
Chikuwa

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