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つい先日、目黒区防災課主催で行われた参加型・体験型イベント「めぐろ水防フェスタ」に参加して感じたのは、地域の防災は町会や地区単位で行われている、ということ。

【目黒区】中目黒公園で開催された「めぐろ水防フェスタ」を突撃取材！楽しみながら風水害への備えが学べる参加型・体験型のイベントで大盛況

しかし、賃貸で生活している人にとっては町内会や自治会などに普段参加しているわけではないので、いざというときにどのように行動したらいいかわかりにくいところがあります。

また、最近では耐震性に優れ、防災への備えもしっかりとしたマンションが増え、被災後も特に避難所生活を送る必要ないというケースも。

新型コロナウイルス感染症が5類に移行したとはいえ、常に感染のリスクはあり、不特定多数の人と避難所で共同生活をするのはできるだけ避けたいと思うのは当然のことです。

そこで自ら災害に備える「自助」の他に、一つのマンションを町内会としてとらえ、同じ建物で暮らす住民同士、「共助」という視点を持って備えるための「マンション防災セミナー」がチーム防災めぐろ主催で開催されます。

集合住宅というマンション特有の事情に合わせた内容で実施

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マンション特有の問題というとまずはエレベーターでしょうか。高層階に暮らす人にとって、エレベーターは欠かせない移動手段ですが、地震などの災害時には中に閉じ込められたり、利用ができなくなってしまうことも考えられます。

また水道が使えなくなる、停電やガスなどの供給が停まるなどさまざまなライフラインが長期に渡り復旧しない可能性も。災害に備えてマンション全体で何をどのぐらい備蓄しておいたらいいのか、いざというときにどのように助け合うのかをシミュレーションしておくことも重要です。

マンション内で防災情報の共有ができるツールなども開発されているので、そういったものの導入も検討する必要があるかもしれません。

防災は1人ひとりが備えるという自助はもちろん、近くの人と助け合うという共助も大切な視点。

今回の「マンション防災セミナー」は、マンションならではの防災の考え方を知り、住民の防災意識を高めることを目的として、マンションに特化した防災講座を開催するものとなっています。

最近、大きな地震が関東でもたびたび起きています。ぜひこの機会に参加して、ご家族で防災への備えを万全にしてみてはいかがでしょうか。

★チーム防災めぐろは目黒区で活動する、目黒区民による防災コミュニティ団体です★

【目黒区】いざという時に自分や家族を守る防災への備えや知識を独自に発信！「チーム防災めぐろ」にインタビュー

■情報提供

チーム防災めぐろ

↓「マンション防災セミナー」を開催予定の中根住区センターレクリエーションホールの場所はこちらになります。

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