【目黒区】目黒・権之助坂の交差点にある老舗鰻屋「うなぎ 鮒一本店」でランチ。鰻・ご飯・タレ、すべてが絶妙なバランスでおいしい!
目黒通り・権之助坂が上りと下りに分かれる分岐点、そのY字になっている三角エリアにあるのが「うなぎ 鮒一本店」です。
以前から気になっていたものの、なかなか訪問できずにいました。今回、平日のお昼過ぎにたまたま目黒にいたため、思い切ってランチで訪問。
歴史を感じる建物やお話好きの女将さんとおしゃべりを楽しみながら、おいしいうなぎを堪能できました。
食堂はわずか8席ほど、テイクアウトもできる「うなぎ 鮒一本店」
ビルの外観からもわかる通り、上に細長い構造となっている「うなぎ 鮒一本店」。1階は焼き場とテイクアウト用のカウンターのみとなっています。
お店向かって右手に細くて急な階段があり、そこを昇った2階が食堂です。
2階に上がると、2人掛けのテーブル席が2つ、4人掛けのテーブル席が1つ。
満席になると少し狭いと感じるかもしれません。ご年配の女将さんが1人でホールを切り盛り中でした。
かなり歴史を感じる建物だったので、ここでどのぐらい営業されていますかとたずねたところ「60年以上になるかしらね」とのこと。目黒の街の移り変わりをここでずっと見守ってきたというところでしょうか。
「うなぎ 鮒一本店」ではメニューの松竹梅が逆のランク!?
さっそく注文しようとメニュー表を見ると、うな重のランク「松竹梅」が逆のランクになっている!?
通常「松」が一番高くて、「梅」が一番安いというお店が多いと思いますが、「うなぎ 鮒一本店」では「松」が一番安く、「梅」が高くなっています。しかし、もともとは「松竹梅」にランク付けは特にないそうで、なんとなく順列がそうなっただけの話。
今回はどのうな重にも肝吸いが付くとのことだったので「松」にしてみました。ついでに、家人にもお土産として同じ「松」のうな重をお願いすることに。
「うなぎ 鮒一本店」では「松」でも十分なボリューム、並々と入った肝吸いにほっこり
うな重が到着しました。1階の焼き場からミニエレベーターで2階まで上がってくる仕組みです。
女将さんが最初に出してくれたお茶が湯のみに並々と注がれていましたが、肝吸いもお椀に並々と入っています。この豪快さがちょっと嬉しい。
得した気分になりますね。おしんこもお皿いっぱいに盛り付けてあります。
一番安いうな重とはいえ、とてもボリュームがあります。
うなぎは香ばしくふっくらと焼けており、タレも甘すぎず、どちらかといえばさっぱり系。ご飯の量とのバランスも絶妙でした。
肝吸いには柚子の皮が入っていて香りも最高。思いがけずリーズナブルなお値段でうな重をいただくことができました。
お土産の「うな重 松」にはインスタントですがお吸い物も!
家人のためにお願いしておいた「うな重 松」のテイクアウトです。インスタントですがお吸い物も添えられていました。
お店で食べるのと変わりなく、ふっくら焼けたうなぎはとてもおいしかったと家人。テイクアウトの容器代はプラスになりますが、お土産として買って帰る方も多いのではないでしょうか。
また近いうちにぜひ訪れたいと思います。
★2024年土用の丑の日は「鮒一」へ★
【目黒区】2024年は7月24日(水)・8月5日(月)が夏の「土用の丑の日」。目黒の「うなぎ 鮒一本店」でうな重食べてきました
↓「うなぎ 鮒一本店」の場所はこちらになります。