【目黒区】地震・台風など「もしもの時の聞こえ」を体験できるコンテンツが“防災の日”である9月1日(火)に、「オーディオ・ノバ World of Hearing 中目黒」に登場

「オーディオ・ノバ World of Hearing 中目黒」
ヒヤリング・ディストリビュータ・ジャパン株式会社の補聴器専門店である「オーディオ・ノバ World of Hearing 中目黒」の難聴体験ブースに、地震や台風などの災害時を想定した新コンテンツ「災害時の聞こえ」が2026年9月1日(火)に追加されました。

(画像提供:ヒヤリング・ディストリビュータ・ジャパン株式会社)
ご本人はもちろん、ご家族にもどのぐらい聞こえているのか、どんなふうに聞こえているのかを客観的に確かめられるチャンスとなっています。
自然災害の激甚化で命を守るためには、しっかり“聞こえている”ことも重要

画像はイメージです
つい先日、千葉県や石川県、富山県、福井県を襲った記録的豪雨で浸水被害が起きたことは記憶に新しい所。友人や知人で被災された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
目黒区内でも2025年9月に局地的豪雨が襲いました。この時、被害にあわれた方も多かったことでしょう。
目黒区では集中豪雨の時などに、目黒川の水位の状況をサイレンを鳴らして知らせています。
命を守るため、地震や台風などの災害時の避難放送、館内アナウンス、周囲からの呼びかけなど、音声による情報も大切。
雨音や風の音、周囲のざわめきが重なる環境では、聞こえに不安がない方でも聞き取りにくくなることもあります。
このところの自然災害の激甚化を鑑みれば、しっかり聞こえていることも生死を分ける重要なポイントになることは間違いありませんね。
災害時のアナウンスや呼びかけを、どのように聞き取れるかを体験
これまで「オーディオ・ノバ World of Hearing 中目黒」では、難聴体験ブースを設け、測定データに基づき、高音域が聞き取りにくい状態などをリアルに再現。
本人だけでなく家族が体験することで、「どれくらい聞き取れていないか」を実感できる場所として活用されてきました。

台風を想定したシチュエーション(画像提供:ヒヤリング・ディストリビュータ・ジャパン株式会社)
今回追加された「災害時の聞こえ」体験では、台風や地震などの災害時を想定した環境で「もしもの時、自分には大切な情報がどのように聞こえるのか」を疑似体験が可能。
「放送は聞こえるが、内容が分かりにくい」
「周囲がざわざわしていると、呼びかけに気づきにくい」
「大切な案内が、自分に向けられたものか分かりにくい」

地震を想定したシチュエーション(画像提供:ヒヤリング・ディストリビュータ・ジャパン株式会社)
こうした“もしもの時の聞こえ”を事前に体験することで、自身の聞こえを見直すきっかけを提供します。
聴力とはどのようなものか、なぜ聞こえにくくなるのか?
私自身、還暦を過ぎておりますので、最近はテレビの音や外出先の放送、電話の声などが聞き取りにくいなと感じることがしばしば。音は聞こえていても、何を話しているのか聞き取れないこともあります。
実は50代頃から4,000Hz以上の高音が聞き取りにくくなっていきます。
60代になると2,000~8,000Hzの高音が聞き取りにくくなり、70代を超えると2人に1人は難聴と呼べる状態になってしまうのだとか!
しかも症状は徐々に進行していきますので、聞こえていないと自覚するのに気付きにくい傾向がありますのでやっかいです。
なぜ聞き取りにくくなるのか

画像はイメージです
内耳(耳の奥のほう)にある聴力に関係している蝸牛(かぎゅう)や聴神経などが劣化してしまうからだと考えられています。
ちなみに鼓膜は聴力に関係していないのでしょうか?
「鼓膜は耳の奥へ音を(増幅して)伝える役割を担っています。破れたり、振動しなかったりしても、全く聞こえなくなるということではありません」と店長の富澤貴士さん。
鼓膜が破れてしまうと全く聞こえなくなるというイメージを持っていましたがそうではないんですね。勉強になりました。
聞き取りにくくなると認知症のリスクも高まる!?
会話が聞こえにくくなったり、何度も聞き返すのが申し訳なくて、人との会話がだんだんおっくうになっていきます。そうなると、他者との交流が減り、引きこもりがちに…。
実は認知症リスクを高める要因の中で、対策可能なものの1つに難聴があげられています。耳から入る音の刺激や情報が減ると、音を処理する脳神経細胞が萎縮してしまう傾向が。
会話が聞き取りづらくなることで社会的孤立を招き、これが認知症を加速させると指摘されています。
実際に年齢を重ねると、どのように聞こえるかを体験!

実際に難聴体験ができる「エクスペリエンスルーム」で、台風時・地震時の2パターンで「聞こえ」の体験をさせていただきました。
体験は「通常」「軽度難聴」「中等度難聴」の3パターンです。

軽度難聴の場合(画像提供:ヒヤリング・ディストリビュータ・ジャパン株式会社)
例えばサイレンやアラーム音はある程度聞こえますが、アナウンスの声はどこかとぎれとぎれで、何を話しているか聞き取りづらいです。

中等度難聴の場合(画像提供:ヒヤリング・ディストリビュータ・ジャパン株式会社)
これは主に「子音」が高音域なために聞き取りにくくなっていくと富澤さん。この後、英語のアナウンスバージョンを聞きましたが、子音を伴うことが多いため、ほぼ聞き取れませんでした。
どのように聞こえているかを体感として理解するのにとてもよい経験。ご家族で最近、聞こえが悪くなっているな、と感じている場合はぜひご一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。
補聴器の問題を寄り添いながら解決してくれる「オーディオ・ノバ World of Hearing 中目黒」

店長・富澤貴士さん
今回、いろいろお話を聞かせてくれた「オーディオ・ノバ World of Hearing 中目黒」の店長・富澤貴士さん。“聞こえ”のプロである認定補聴器技能者の資格をお持ちです。
認定補聴器技能者とは4年間の養成課程を受講し、実務経験と試験合格が必要。5年ごとに講習を受けて資格を更新する必要があります。
1人ひとりの聞こえの状態やライフスタイル、環境に合わせて、最適な補聴器選びや音の調整(フィッティング)やアフターケアなどを適切に行っていくお仕事。
補聴器は「買ったら終わり」ではないんです。
まずはどのぐらい聞こえているのかをチェック

「セルフスクリーニングルーム」
さきほどお伝えした通り、ご自身ではどのぐらい聞こえているのか、聞こえていないのかを知ること、どのように聞こえていないのかを言語化してお伝えすることは非常に難しいです。
「オーディオ・ノバ World of Hearing 中目黒」では聴力を確認することができる「セルフスクリーニングルーム」を用意。
どの音域が聞こえにくくなっているか、自分がどのぐらい、どのように聞こえているのかを客観的に知ることができますよ。
補聴器を使用した場合の聞こえ方の違いも体験できる

難聴体験、補聴器体験ができる「エクスペリエンスルーム」
「オーディオ・ノバ World of Hearing 中目黒」では補聴器装着前後の聞こえ方の違いも確認可能。
「エクスペリエンスルーム」では災害時に必要な音声情報を自分がどの程度聞き取れるのか、そして補聴器によって聞こえ方がどう変わるのかを一度に確認できるのも嬉しいポイントとなっています。
補聴器のバリエーションが豊富!

「フィッティングルーム」
お店では主要メーカーの補聴器を網羅。予算や聞こえの状況、ライフスタイルに合わせて最適な一品を選ぶことができます。
実際にどんな補聴器が合うのか選べない、という方でも安心。お店では補聴器を実際に付けてみて聞こえ方やフィット感を体感できる「フィッティングルーム」も完備しています。
補聴器をつければすぐに聞こえるようになるわけではない
なんとなく補聴器をつければすぐに元通り、聞こえるようになると思っている方は多いのではないでしょうか。
また、補聴器を作ったけれど聞き取りにくかったり、音がうるさく感じるという意見も。
実は長い間、音が聞こえにくい環境にいたため、脳が突然入ってくる音やことばを理解できないそうなんです。
また、補聴器は音を大きくする機器なので、耳や神経の機能を完全に治すものではありません。あくまでもサポートとして使うもの。
普通の会話が聞き取れるようなレベルに調整し、時間をかけながらそれぞれの環境やライフスタイルに合わせてフィッティングを繰り返すことが重要なのです。
「オーディオ・ノバ World of Hearing 中目黒」では定期的にメンテナンスを行い、その時、その時に最適な「聞こえ」を調整してくれるので安心ですよ。
最新補聴器を2週間無料で貸し出し
補聴器を付ければすぐに聞こえるようになるわけではありません。一度作った補聴器が合わなかったらどうしよう…。
そんな方のために、実際に補聴器を試してみて自分に合う・合わないを判断できる貸し出し制度もあります。
お貸出し期間中、気になることがあれば、何度でも再調整。返却する場合でも、費用は発生しないそうなので安心ですね。
補聴器は、日常会話だけでなく、アナウンスや周囲からの呼びかけなど、大切な音声情報に気づくための手段の1つ。補聴器装着前後の違いを体験することで、「自分にとって聞こえの備えが必要か」を考えるきっかけにもなりますね。
目黒区の助成金が2026年4月より、5万円から7万円へ増額!
とはいえ、補聴器は1台あたり14万~35万ぐらいが相場といわれており、決して安い買い物ではありません。
実は補聴器購入時に利用できる補助金制度というものがあり、目黒区でも条件付きで助成制度を設けています。
助成対象者は以下の通り。
- 満65歳以上の区内在住者で、住民税非課税の方
- 聴覚障害(高度難聴以上)による補装具費の支給を受けられない方
- 耳鼻咽喉科専門医から次の1または2の基準を満たす証明を受けた方
1)両耳の聴力レベルが40デシベル以上70デシベル未満
2)助成対象者として補聴器装用の必要性を認められている
助成の上限は7万円(2026年4月1日申請分から適用)まで。
「オーディオ・ノバ World of Hearing 中目黒」も対象店舗となっており、助成金の対象可否や申請方法についても相談にのってくれるとのこと。
また、目黒区以外の助成制度にも対応してくれるそうなので気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

「災害時の聞こえ」体験は2026年9月1日(火)から始まっています。費用は無料ですが、事前に電話・Webからの予約が必要です。
思い立ったらぜひ!
■取材協力

- 住所
- 東京都目黒区上目黒 3-14-8 M・ Fビル 1階
- 営業時間
- 9時30分〜18時
- 定休日
- 日曜・祝日
- 最寄り駅
- 東急東横線・東京メトロ日比谷線 中目黒駅
- 電話番号
- 03-5724-3583
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。







