【目黒区】目黒川の水質改善工事のため通行止めとなっていた、「ホテル雅叙園東京」前の目黒川沿い通路が一時開放になっています
2022年4月から2024年3月までの2年間の工期で、目黒川水質浄化対策として「高濃度酸素溶解水供給施設」を太鼓橋と亀の甲橋の間に建設中の目黒区。
「ホテル雅叙園東京」前の目黒川沿い道路が通行止めとなっていました。しかし、「目黒川水質浄化対策施設建屋」が完成したのを受けて、次の工事が始まるまでの間、川沿い通路が一時開放されています。
予定では2023年3月16日(木)~2023年5月29日(月)まで通行可能です。
目黒川で発生する悪臭や白濁化などを改善し、水辺の散歩道として親しんでもらえるように取り組んでいる施策
目黒川は夏になると悪臭と汚れに悩まされてきました。中目黒~下目黒にかけて川の流れが悪くなり、ヘドロが溜まりやすくなることで臭いが発生します。
また、植物性のプランクトンが発生して水面がお抹茶色になることも。こういった問題を解決すべくスタートしたのが目黒川水質浄化対策施設「高濃度酸素溶解水供給施設」の設備工事です。
仕組みとしては悪臭や川の水の白濁化を引き起こしている硫化水素の発生を抑えるため、目黒川の底層に高濃度酸素溶解水を供給する装置を置くというもの。
まずは太鼓橋から亀の甲橋の間に水質浄化施設の建屋を新築する工事が行われ、2023年3月に完成したというわけです。
2023年は久しぶりに桜まつりが開催されるということで、それに間に合うようこちらの通りを3月16日(木)から一時開放しました。
上の写真は太鼓橋から亀の甲橋方面へ向かって3月24日(金)に撮影したものです。この日は雨模様でしたが、目黒川沿いの美しい桜を一目みようと大勢の方が歩いていました。
夜になるとボンボリにあかりが灯され、“目黒川のお花見”が帰ってきたなと実感。中目黒に比べると人通りが少ないので、ゆったりと桜を楽しめたのではないでしょうか。
「目黒川水質浄化対策施設建屋」を見に行ってきました!
太鼓橋から亀の甲橋方面へ、ぶらぶら散歩がてら「目黒川水質浄化対策施設建屋」を見に行ってみます。美しい新緑、木々の間を渡る風。残り少なくなっていましたがツツジの花も咲いていました。
4月29日(土)の15時30分頃でしたが、人がほとんど歩いておらず都会のど真ん中にいるのにリゾートに来たような、ゆったりとした気分になりました。
上写真に写っているのが「目黒川水質浄化対策施設建屋」です。
こちらの建物内にプラントを製作・設置。高濃度酸素溶解水を供給する予定になっています。
建屋の正面には「目黒川水質浄化対策施設」というプレートが付けられていました。
この後、水質浄化施設の前後に河川から取水するポンプ、放流する管などの設置工事が2024年3月まで行われる予定となっています。
桜の時期もいいですが、新緑が美しい季節の目黒川沿い散歩もおすすめです。工事が再開されるまでのしばしの開放ですが、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
「ホテル雅叙園東京」の東京都指定有形文化財「百段階段」にて、「大正ロマン×百段階段~文豪が誘うノスタルジックの世界~」を6月11日(日)まで開催しています。
【目黒区】文豪と現代のイラストレーターが紡ぎ出す物語の世界に没入!ホテル雅叙園東京「大正ロマン×百段階段~文豪が誘うノスタルジックの世界~」
こちらと合わせてぜひお出かけください。
↓通行が一時開放されている、目黒川沿い「ホテル雅叙園東京」側の通路の場所はこちらになります。
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