【目黒区】「アズールロゼギャラリー」秋の企画展はasanochiaki×岩田圭音「残心~紡がれた物語~」、10月21日(土)からスタートです

アズールロゼギャラリー10月の企画展のお知らせ

(画像提供:アズールロゼギャラリー)

「Azur rose Galerie(アズールロゼギャラリー)」は、日本人独自の感性と現代的なインスピレーションを融合させた作家をセレクト。日常的に身近に楽しめるアートを提案しています。

常設展の他、季節ごとに魅力的なアーティストを企画展として紹介していますが、10月21日(土)から「残心~紡がれた物語~」というテーマで、asanochiakiさん岩田圭音(いわた たまね)さんの二人展がスタートです。

今回の【残心】は、作家の想いが作品に刻まれ、作品を手に取ってくださる方々に繋がっていくという意味を込められています。

儚く散りゆく花々を紙に描き、ハサミで切り出すことで永遠に咲く「紙の花屋」を展開するasanochiakiさん。

版画の原版を装身具に変容させ、版画と併せて鑑賞できるという新たな視点を明示した岩田圭音さん。

繊細で美しく、艶やかなお二人の世界を存分に楽しめるひとときとなっています。

一発描きで紙に描いた花を丁寧にハサミでカットして咲かせるasanochiakiさん

asanochiakiさんはもともとは美容師さんだったそう。2015年頃から絵を描き始め、以来、夢中で描き続けているといいます。

asanochiakiさんが紙の花を描いたきっかけは、小さな頃から花を摘むことができなかったからです。せっかく咲いている花を摘んで枯れてしまうことをさびしいと思っていました。

絵として描いた“枯れない花”としていつまでもその美しい姿を留めることができる。asanochiakiさんの生み出す紙の花はすべてが1点もの。

asanochiaki「紙の花屋」

(画像提供:アズールロゼギャラリー)

花の命の輝きがその瞬間に切り取られ、美しい絵画としてそこで光を放ち続けます。

変わりゆくものの中で、変わらないものを描き続けていきたいとおっしゃっていました。

銅板画の手法で生み出される繊細な仕上がりのブローチが人気の岩田圭吾さん

岩田圭音(いわた たまね)さんは多摩美術大学を卒業し、銅版画家・作田富幸さんに師事し、「版画工房インタリオ」で銅版画技術を学びました。

2016年以降、銅版画の腐蝕技法を応用した凹版画+装身具(主にブローチ)の制作をスタートさせます。アズールロゼギャラリーでも販売されているので、目にした方も多いのではないでしょうか。

モノクロームと繊細な線と点の表現に憧れて銅版画を始めたという岩田さん。

初めて銅版の原版を作り終えて思ったことは、エッチングによって絵が刻まれている金属が想像以上に綺麗だったということ。黒いインクを詰めて白い紙に刷った作品も魅力的ですが、何よりも原版を光に当てて眺めているのがとても好きだったといいます。

銅版画とは別に、たまたま、アンティークのポーセリンブローチを目にする機会があり、「絵」が装身具になっていることに感動。とても小さな画面に緻密に描かれた女性の肖像画があること、そして、その絵柄が、いわゆる紋様的なものではなく、描き込まれた絵画レベルのものであることに非常に驚かされたそうです。

当時はあまりに感動して、上絵付けを習いに行こうとも思ったほど。しかし、版画の原版のことを思いだし、版画の技法を応用して真鍮にエッチングで絵を施し、ブローチに仕立ててみたらどうだろうか、と始めたのが現在の作品づくりにつながりました。

岩田圭吾さんの作品

(画像提供:アズールロゼギャラリー)

銅版画の基本的な技法はそのまま踏襲しつつ、腐蝕の方法を変えたり、凹部分に漆を入れたりして、金属上でも絵がしっかり見えるように工夫。ブローチと対になっている小さな凹版画と一緒に作品をお楽しみいただければとのこと。

岩田さんの繊細な手仕事を間近でじっくり楽しめるチャンスとなっています。

アートな日常を気負わずに楽しませてくれる「アズールロゼギャラリー」

アズールロゼギャラリー10月の企画展

「アズールロゼギャラリー」が学園通り沿いにある「創の実 自由が丘」のチャレンジショップとして2023年1月にオープンして早くも9カ月が過ぎようとしています。

【目黒区】東京都チャレンジショップ“創の実”にある「Azur rose Galerie(アズールロゼギャラリー)」を訪問!5月23日(火)からクラウドファンディングもスタートしています

オーナーである中鉢さんは「自分がオーナーというポジションで運営することは想像以上に体力的にも精神的にも大変だった」とブログに綴っています。

それでも100%、自分の思いのままに切り盛りできるお店を持てたことに、これまでにない充実感を覚えているとのこと。

アートをより身近なものにしたいと「アズールロゼギャラリー」をスタートさせた中鉢さんの思いに触れることができる、企画展にぜひ足を運び、アートのある日常を楽しんでいただけたらと思います。

ちなみに9月28日(木)からは自由が丘在住のアーティスト・寺門孝之(てらかど たかゆき)さんの「寺門孝之 Boutique」がスタート。

【目黒区】9月28日(木)から始まる「アズールロゼギャラリー」の企画展は、自由が丘在住のアーティスト・寺門孝之さん。対面で似顔絵デッサンを描く特別企画も!

こちらにもぜひ足をお運びくださいね。

▼アズールロゼギャラリー10月~11月企画展「残心~紡がれた物語~」asanochiaki × 岩田圭音 Tamane Iwata 概要

【開催日】2023年10月21日(土)~11月5日(日)
月・木は11時~17時、金土日は11時~19時(企画展開催中のみ)、火水休み
【開催場所】アズールロゼギャラリー(創の実内)

2023年10月1日(日)~31日(火)に開催される「自由が丘ハロウィン×猫まつり」の、デジタルスタンプラリー参加店の一つとして「アズールロゼギャラリー」が参加します。

自由が丘ハロウィンねこまつり2023

(画像提供:自由が丘ハロウィンねこまつり実行委員会)

こちらもぜひお楽しみに!

★11月~12月の企画展はこちらになります★

【目黒区】創の実チャレンジショップ「アズールロゼギャラリー」ラスト2か月の企画展、“My relax time~彩りとぬくもりを~にぜひ足をお運びください

■情報提供
アズールロゼギャラリー

↓「Azur rosé Galerie/アズールロゼギャラリー」の場所はこちらになります。

 

2023/09/29 08:11 2023/11/06 09:01
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