【目黒区】蒸し料理と土鍋ご飯が楽しめる和食居酒屋「おゆげ」でママ友会。お店は自由が丘の通称“L字が丘”内にあります
保育園のママ友3人で久しぶりにディナー。同期だった子どもたちはなんと28歳になり、Sさんに初孫が生まれたというお祝いを兼ねて自由が丘の和食居酒屋「おゆげ」で集合しました。
学園通りから脇道を入った通称”L字が丘”と呼ばれるこちらのエリアには、居酒屋はもちろん、イタリアンや中華、ラーメン店など個性的なお店がいろいろ集まっています。
【目黒区】絶品本格中華で呑める気さくな酒場が誕生、「立呑み中華 起率礼(きりつれい)」、オープンから約1ヶ月半で連日満席の人気店に
オープンするやいなや大繁盛店になってしまった「立呑み中華 起率礼(きりつれい)」があるのもこのエリアです。
「おゆげ」はちょうど「 起率礼」のお向かいにある第7千陽ビルの2階です。
厨房を囲むライブ感たっぷりのカウンター席とテーブル席がある「おゆげ」
「おゆげ」の店内は中央に厨房、それを凹型に囲むようにしつらえられたカウンター席、その左右にテーブル席というレイアウト。
店主の山下海里さんがワンオペでお料理をされているので、非常にコンパクトな厨房となっています。しかも衝立などは一切なしのフルフラットなカウンター席。
まさに目の前で湯気をあげて作られる蒸し料理など、次々とお料理がテンポよく提供されてくるのでライブ感たっぷりなつくりとなっています。
2名分のポーションを3名分にと柔軟に対応してくれる「おゆげ」
今回は3名でおじゃましたのでテーブル席にご案内いただきました。1人で訪れてもいろいろ食べられるように小さめのポーションで提供されている様子。
名物の「林SPFポークの焼売」は1個から、春巻きは3本にするなど、人数に合わせて柔軟に対応してくれます。しかも、1人分ずつにあらかじめシェアして提供してくれるのでゆっくりおしゃべりが楽しめるという心遣い。
おかげ様で話も弾み、お酒も進みました。今回、私たちがいただいたお料理をダイジェストでご紹介します。
温かいお出汁でいただくお豆腐
突き出しで提供いただいたのが温かいお出汁でいただく湯豆腐。こちらのお豆腐は九品仏商店街にある1932年(昭和7年)創業の老舗「毛利豆腐店」のものです。
尾山台に住んでいた頃はおいしいお豆腐や厚揚げ買いによくおじゃましていました。選りすぐりの国産大豆を使い丁寧に手造りしています。
大豆の持つ甘さ・旨さを存分に引き出したお豆腐はそのままでもおいしいのですが、優しいお出汁でより味わい深く、楽しませていただきました。
季節の鮮魚お刺身
本日のお刺身は旬の寒ブリと肉厚のホタテ。こちらも1人ずつあらかじめシェアして提供してくれるので助かります。
ブリは脂がノリノリ、ホタテはぷりぷりで甘かったです。
里芋の唐揚げ
里芋をお出汁で炊いて一晩寝かしじっくり味を染み込ませてから揚げているそうです。中はホクホクでねっとり。
揚げ衣はパンチのある味付けで、ハフハフいいながらいただきました。
野菜のせいろ蒸し
かぶやかぼちゃ、パプリカなど季節の野菜を彩りよく詰め合わせたせいろ蒸し。こちらはミニせいろ1個分での提供なのでみんなでシェアしました。
岩塩をつけていただくと野菜の甘味や旨味がストレートに楽しめて絶品です。
林SPFポークの焼売
トンカツの有名店がよく使っているという林SPFポーク。ゴロっと粗挽きして焼売にしています。
かなり大振りですがあっさりした脂なのでペロリです。旨味たっぷりでジューシーでした。
いちじくとクリームチーズ
ママ友が絶賛していたいちじくとクリームチーズ。やさしい甘さのいちじくと、コクのあるチーズの組み合わせは間違いありません。
クラッカーにたっぷりと乗せていただきました。
雲仙ハムのポテトサラダ
長崎県縞柄半島・雲仙の麓で育った地元産、九州産の豚肉を使用して作られている雲仙ハム。素材のもつ旨味を長年に渡り追求した人気のボロニアソーセージです。
雲仙ハムの旨味が楽しめ、お酒にあうポテトサラダでした。
海老とアスパラガスの春巻き
プリプリごろごろの海老と春の食材アスパラガスを巻いて揚げた春巻き。こちらもママ友絶賛でおかわりしたいぐらいおいしかったです。
桜海老と菜の花の土鍋
最後の締めでいただいたのが「桜海老と菜の花の土鍋ご飯」。静岡県駿河湾で釜揚げされた桜エビとほろ苦い菜の花を組み合わせた季節の味です。
3人で炊いてもらったのは1.5合。お茶碗2杯分ありました。
菜の花のほろ苦さが春を感じる味です。揚げてから炊き込むサクラエビの香ばしさがクセになるおいしさ。
お腹いっぱいなのに結局完食してしまいました。
自由が丘オリジナル米焼酎を使った「自由が丘ハイボール」

桜島小みかんをボタニカル素材に使ったジンソーダ割
ビールや生レモンサワー、知多のハイボール、コマサジン 桜島小みかんと結構いろいろ飲んだ私たち。その中で気になって注文した「自由が丘ハイボール」がとても気に入りました。
こちらは1935年(昭和10年)創業の酒屋「自由が丘山屋」オリジナルの米焼酎を使っています。熊本県人吉の焼酎をシェリー樽(ブランデー樽)で1年間熟成させ、最後に麦焼酎を少量加えて柔かく飲み飽きない、どなたでも楽しめる味わいに仕上ているそうです。
1991年から販売しているロングセラー。めぐろ観光まちづくり協会が認定している「めぐろ土産」にも認定されています。
スタッフの方のきびきびと気持ちの良い接客や、地元の食材や素材をさりげなくメニューに盛り込んでいるところにも好感が持てました。「おゆげ」は2023年7月4日(火)にグランドオープン。
週末は予約必須の人気店となっています。皆さんもお出かけの際は空き状況を確かめてからお出かけくださいね。
■取材協力
↓「おゆげ」の場所はこちらになります。