【目黒区】実力派ショコラティエが日常に寄り添うスイーツを提供する「タケヤ洋菓子舗」。シンプルだけど丁寧で繊細な仕事を感じるケーキをいただきました

東京都

タケヤ洋菓子舗 都立大学

いちごのショートケーキがどうしても食べたくて「タケヤ洋菓子舗」へ。2026年1月にオープンされていたのは知っていたのですが、ようやく来店できましたのでご紹介していきましょう。

お店の場所は都立大学駅から徒歩約10分、目黒通り沿いです。老舗の和菓子屋さんのような白い暖簾や、シェフご自身が作られたという1枚板の看板など、和モダンな印象を受ける外観。

中へ入ると宝石のように美しく端正なたたずまいのケーキ、チョコレート、焼き菓子が出迎えてくれました。

「ワールドチョコレートマスターズ2005」など世界大会の出場経験を持つシェフが手がけるお店

オーナー・シェフ 山本健さん

山本健さん(画像提供:タケヤ洋菓子舗)

「タケヤ洋菓子舗」のオーナーシェフである山本健さんは、1978年兵庫県生まれ。ケーキ店でのアルバイトがきっかけでスイーツづくりに目覚めました。

2000年に「名古屋マリオットアソシアホテル」へ入社し、パティシエとしてのキャリアをスタート。2005年に「ワールドチョコレートマスターズ2005」日本代表、2009年に「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2009」日本代表に選ばれるなど、世界を舞台に腕を磨いていきます。

その後、ホテルのシェフパティシエとして研鑽を積んだ後、ご自身のお店となる「タケヤ洋菓子舗」を2026年にオープンさせた、というわけです。

お店のコンセプトは「日常にちょっとした特別感を」

山本シェフが作るスイーツは、素材の味を大切にした季節のケーキや焼き菓子。定番のショートケーキやチョコレート菓子に加え、ギフトにもぴったりなフィナンシェ、マドレーヌ、季節感を感じる限定スイーツも並びます。

特別な時に特別なスイーツをいただくのもいいですが、日常の暮らしの中でふと食べたくなるスイーツを大切にしたい。定番でありつつも、食べた時に“特別感”を味わえることをモットーにお菓子作りをされています。

日本人の口に合う、素朴でどこか懐かしさもあるケーキたちは、素材の1つひとつを吟味し、丁寧で繊細な手仕事を経て店頭に並びます。シンプルだからこそ難しい、“ひと口目の感動”と“フォークが止まらないおいしさ”を内包したスイーツたちなのです。

山本オーナー・シェフの技術やセンスが光るチョコレート菓子

ショーケースの中に並ぶスイーツたち

お店のショーケースで真っ先に目が留まったのが、まるでサラミソーセージのような見た目のチョコレート!シェフの遊び心が光ります。

チョコレートサラミ

チョコレートサラミ(画像提供:タケヤ洋菓子舗)

チョコレートの中には粗く刻んだナッツやマシュマロなどがぎっしり。
紅茶やコーヒーと合わせてもいいのですが、ワインやウイスキーなどお酒にもあいそうです。

テリーヌショコラ

テリーヌショコラ(画像提供:タケヤ洋菓子舗)

生チョコレートのような「ねっとり」とした舌触りと口どけの良さ、濃厚さが魅力の「テリーヌショコラ」。
「タケヤ洋菓子舗」の「テリーヌショコラ」は、吟味されたカカオのしっかりとした味わいや香りと、ねっとりしすぎずに淡雪のように溶けていくような軽やかさが楽しめます。

スフレチーズケーキ

スフレチーズケーキ(画像提供:タケヤ洋菓子舗)

スタッフが提案・レシピ開発をして完成したというスフレチーズケーキ。チーズ感もありながら、重くならないエアリーな食感、口に入れた時のシュワっと溶けるような繊細さ、ミルキーで少し酸味もある絶妙な仕上がりです。

温度、時間、混ぜ方など、1つずつ積み重ねて辿り着いたこの口どけ。シンプルだからこそ味、食感にこだわったそうです。

ギフトに最適な日持ちのするお菓子たち

アマンドショコラなど日持ちのするお菓子も

生菓子やチョコレート菓子だけではなく、ギフトや自分へのご褒美にも嬉しいスイーツがずらり。

シンプルな焼き菓子

余分なものをそぎ落とし、素材との対話で生まれてきたシンプルで洗練された焼き菓子は、日本人らしい美学を感じさせてくれます。
いわゆる“映え”スイーツではありませんが、背筋がスッと伸びるような美しさに魅了されてしまいました。

お目当ての「ショートケーキ」は、あっという間に完食してしまうほどの軽やかさで心に残る味

いちごとメロンのショートケーキ

いちごとメロンのショートケーキ

今回私が「タケヤ洋菓子舗」で購入したのが「いちごショートケーキ」と、季節限定の「メロンショートケーキ」です。

いちごの季節になるとどうしても食べたくなる「いちごショートケーキ」。フランスの伝統菓子にはなく、大正時代頃に誕生した日本独自の洋菓子なのだそうです。

昭和世代にとってはクリスマスケーキの定番。当時はバタークリームでしたが、特別な時にだけ食べられるご褒美のようでした。

シンプルゆえに難しい「いちごショートケーキ」

 

いちごショートケーキ

(画像提供:タケヤ洋菓子舗)

いちご、生クリーム、スポンジケーキとシンプルな構成のショートケーキ。それゆえに奥深いと感じます。

どこか懐かしさも感じさせるビジュアル。フォークを差した瞬間に伝わるスポンジのふわふわ感にびっくりです。

軽いのにコクのある生クリームと、香りも味も濃厚な苺の甘酸っぱさが口の中で溶け合い、あっというまに消えてしまいました。

贅沢な味わいの「メロンショートケーキ」

メロンショートケーキ

(画像提供:タケヤ洋菓子舗)

初夏の時期に旬を迎えるメロンを使ったショートケーキ。スポンジの間にもスライスしたメロンがサンドされていて、しっかりメロンの味わいを楽しめるケーキに。

いちごに比べると酸味がない分、やさしい印象になりますが、この時期だけの贅沢さを楽しめました!

お店では和を感じるパッケージのギフトも用意されており、心躍る贈り物になりそう。

和のパッケージも素敵

皆さんもぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

■取材協力

タケヤ洋菓子舗

タケヤ洋菓子舗
住所
東京都目黒区八雲2丁目8-11 ボー・リバージュ101
営業時間
11時~19時
定休日
火曜・水曜
最寄り駅
東急東横線 都立大学駅
電話番号
03-6676-4814
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※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。

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