都立大学のめぐろ区民キャンパス・パーシモンホール1階にあるベジタブルイタリアン「yakumo111（やくもイチイチイチ）」が、2021年2月21日（日）で閉店してしまいます。

2013年6月に開業して約8年。運営会社は国立市にある株式会社サニーワークスで、「yakumo111（やくもイチイチイチ）」以外にも多摩市が運営する文化施設「パルテノン多摩」内に「カフェ トレー・ノッテ（2020年3月で閉店）」、府中の森芸術劇場内「カンターロ」を運営するなど、公共施設への出店に実績のある会社です。

おいしくて彩り豊かなお野菜が食べられるビュッフェが好評だった

サニーワークスが運営する店舗では、八王子市にあるNPO法人ここかまどが栽培した野菜を積極的に取り入れているそう。「自然農」という手法で、農薬は使わずにていねいに栽培しているものです。

「yakumo111（やくもイチイチイチ）」のランチタイム、すべてのメニューに「サラダビュッフェ」が付いていました。カラフルで豊富な種類のお野菜がずらりと並ぶ様子は圧巻！手作りドレッシングやオイル、ビネガーで自分流の味にカスタマイズできるのも好評でした。

しかしビュッフェスタイルは、新型コロナウイルス感染症拡大の観点から望ましくないということで、希望の料理をスタッフが取り分けてお客様に渡す、あらかじめお皿に盛り付けて準備するなど、どこの店舗も苦戦を強いられています。

「yakumo111（やくもイチイチイチ）」でもサラダビュッフェは中止。緊急事態宣言のもと、テイクアウトやデリバリーで野菜たっぷりの「ヤクモボックス」「サラダボックス」などを販売していた矢先に飛び込んできた「閉店」のお知らせです。

地元から「コスパがいい」「野菜がおいしい！」など、約8年間に渡り親しまれてきたレストランだけに、大変残念なことです。

運営会社のサニーヒルズではキッチンカー出店やフードデリバリーも行っています。またどこかの町で、「yakumo111（やくもイチイチイチ）」の懐かしいお野菜の味に出会えるかもしれませんね。

ベジタブルイタリアン YAKUMO111公式ホームページ

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