【目黒区】自由が丘商店街のPRムービーが解禁！街の魅力を旬の若手女優たちが解き明かしていきます

（画像提供：ピークサイド合同会社／自由か丘商店街振興組合）

国内最大級の商店街組織といわれる自由が丘商店街。この度、ネクストブレイク女優2人をメインキャストに、自由が丘の知られざる歴史や魅力を解き明かしていくPRムービーを制作しました。

このところのコロナ禍で、人が集まるイベントなどが開催しにくい状況が続く中、「自分たちは一体何ができるのか？」と考え、自由が丘の街の魅力を映像に凝縮して、多くの方に発信したいという思いで企画されたものです。

「自由が丘」の地名は1927年、東急東横線の延伸により誕生

東急東横線・自由が丘駅からの眺望

1927年（昭和2年）に東急東横線（旧・東京横浜電鉄）が多摩川駅（旧・丸子多摩川駅）から渋谷駅まで延伸され、現在の「自由が丘駅」より北寄りに「九品仏駅」が開設。その後、1929年（昭和4年）に目黒蒲田電鉄二子玉川線（現在は東急大井町線）が開通しました。

この時、九品仏浄真寺に近い場所に現在の「九品仏駅」が開設されます。

同じ名前の駅が2つになってしまうため、東急東横線の「九品仏駅」を改称することになりました。最初の駅名は「衾（ふすま）駅」と内定。

しかし、自由が丘に住む石井漠氏をはじめとする文化人など、住民からの強い要望を受け、「自由ヶ丘駅（現在は自由が丘に改称）」となったそうです（参照元：三井住友トラスト不動産ホームページより）。

その後、住民たちが自分たちの住所に「自由ヶ丘」という表記を使用するようになり、1932年（昭和7年）6月に行われた「衾西部耕地整理」の換地に合わせて正式に碑衾町自由ヶ丘に。

さらに1932年10月からは東京市目黒区自由ヶ丘となったそうです。戦時中に「自由」という言葉が相応しくないと町名の改称を求められたそうですが、住民たちは守り通し、現在もそのままの名称で残されています。

自由ヶ丘学園・トモエ学園の碑

「自由ヶ丘」という駅名にしたいという要望は、駅近くにあった「自由ヶ丘学園」にちなんでいるそうです。「自由ヶ丘学園」の小学校と幼稚園を引き継ぐ形で小林宗作氏が開設した学校が「トモヱ学園」。

「トモヱ学園」は黒柳徹子さんの母校であり、その跡地は現在イオンモールを建設中です。

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今はおしゃれで洗練された街、高級住宅地というイメージの自由が丘。「衾駅」という名称だったら今のような発展はなかった（？！）かもしれませんね。

自由が丘商店街振興組合は、12の商店街を束ねる国内最大級の商店街組織

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12の商店街を束ねる自由が丘商店街振興組合、発足は1963年。会員数は約1,300軒と国内最大級の規模を誇ります。

活動は多岐にわたり、10月中旬に開催されるイベント「自由が丘女神まつり」が最も有名でしょうか。その他にも1月には元旦祭、2月には節分祭、4月には自由が丘さくら祭などほぼ毎月、街が賑わうイベントが開催されています。

この他に、街の緑化推進のためスタートした都市型養蜂「丘ばちプロジェクト」、休日に街の安全を見守り観光案内をする「セザンジュ（産業能率大学との共同プロジェクト）」など、魅力的な街づくりのサポートも。

オフィシャルWebサイトでは、お子様連れで自由が丘を訪れた場合に役に立つ「おむつ替え」「授乳室」があるスポットも紹介。トイレやAEDが設置されている場所も地図でわかるようになっていますよ。

自由が丘商店街のPRムービーにも登場する古き良き時代の痕跡

（画像提供：ピークサイド合同会社／自由か丘商店街振興組合）

今回のPRムービー、タイトルは「女神の街」です。メインキャストを務めるのは11月公開予定の「グッドバイ、バッドマガジンズ（横山翔一監督）」主演の杏花さんと、BUMP OF CHICKENのMV「Small world」や広告、モデルとして活躍中のイマムラキョウカさん。

この他、「仮面ライダーオーズ/OOO」のヤマダユウスケさん、「新橋探偵物語」の木村香代子さんなどが出演します。ムービー制作はピークサイド合同会社が担当。

物語は駅前にある自由が丘のシンボル「自由の女神像・あおぞら」の前から始まります。「あおぞら」は1961年（昭和36年）に彫刻家・澤田政廣氏が制作したもので、正式名称は「蒼穹」。

10月に行われる「女神まつり」はこちらの像にちなんだイベントです。

（画像提供：ピークサイド合同会社／自由か丘商店街振興組合）

ムービーのあらすじはこうです。

自由が丘を舞台にした映画の撮影中の二人の若手女優。

しかし、機材トラブルが発生し撮影は中断。

問題の解決までスタンバイとなってしまい、出会ったばかりの二人の女優の間にはぎこちない時間が続く。

そんなとき自由が丘に住み続けていると名乗る女性が、二人のもとに立ち寄り世間話をし始める。気づけば二人は話にひきこまれていくのだが・・・。

物語には自由が丘の歴史と関わりが深いお店や、おしゃれなだけじゃない自由が丘の顔もたくさん登場。