【目黒区】最後の1店舗「ブルースターバーガー 中目黒店」が7月31日(日)で閉店、惜しむ声があがっています。
低価格でクオリティの高いハンバーガーを提供してきた「ブルースターバーガー 中目黒店」が2022年7月31日(日)で閉店となってしまいました。2020年11月10日(火)に1号店が中目黒にオープンして以来、話題・人気をさらってきたお店。
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オープン当初はテイクアウト専門店としてスタートしましたが、2021年10月7日(木)からは店内飲食も可能になるよう改修されました。
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同じ年の12月には神戸元町店、立川北口店、2022年1月に渋谷宇田川店が次々とオープン。
このまま勢いに乗るのかと思っていたのですが、2022年5月には神戸元町店・立川北口店が、6月には渋谷宇田川店も閉店してしまうというめまぐるしさです。
そして、ついに最後の目黒店も7月で閉店し、全国からブルースターバーガーを提供するお店がなくなってしまいました。
原価率が驚異の68%だった「ブルースターバーガー」
ブルースターバーガーの魅力は何といっても安さ。グルメバーガーの場合、ほとんどのお店が1,000円を超える値付けをする中で、ブルースターバーガーはコスパの良さでは断トツでした。
飲食店の経営で一般的に原価率は30%程度に抑えると良く言われているようです。
レコールバンタンが手掛ける「GENKAI BURGER」では、すべて原価をオープンにしていますが、先日スタートした「宮崎マンゴー”GENKAI”サルサバーガーコース」の提供価格は2,500円(税込)。
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しかし、普通にお店で提供するとしたら最低でも7,020円にしなければ経営を継続するのは難しいというお話がありました(原材料の原価率は約35.6%という想定)。
お料理を提供する場合、原材料以外にランニングコスト(家賃や光熱費など)、人件費、広告宣伝費など、さまざまなコストがかかってきます。単純に原価率を抑えればよいということではありませんが、食材の値上げや原油高高騰、円安など、社会情勢の変化はお店の経営に大きな影響を与えます。
原価率68%という数字はかなり驚異的だったといえるのではないでしょうか。
中目黒の「ブルースターバーガー」はオープン当初からアプリを導入して、順番待ちを解消するなど新しい施策を行ってきました。地元からも惜しむ声があがっています。
自由が丘でも「カールスジュニア®」「ベアバーガー」と立て続けにグルメバーガー店が閉店。どんなに支持されていても続けることの難しさを痛感する今日この頃です。
↓ブルースターバーガー 「中目黒店」があった場所はこちらになります。
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